守護國界主陀羅尼經卷第十阿闍世王受記品第十では非道であった阿闍世王が「なぜ自国では疾疫災難無量百千なるや」とお釈迦様に問います。これをみるとお釈迦様がおられたころでも疾疫災難無量百千なる国があったということです。お釈迦様は国主の心がけ次第とおっしゃいます。現在でいうなら国民の心掛け次第で自国は地獄にも極楽にもなるということです。守護國界主陀羅尼經卷第十罽賓國三藏沙門般若共牟尼室利譯阿闍世王受記品第 . . . 本文を読む
十善業道經
大唐于闐三藏實叉難陀奉制譯
如是我聞。一時佛、娑竭羅龍宮にいまして、與八千大比丘衆三萬二千菩薩摩訶薩と倶なりき。爾時世尊龍王に告げて言く。一切衆生心想異るが故に業を造ることも亦異なり。是の故に諸趣に輪轉すること有り。龍王、汝此會および大海中に形色種類各別なるを見るや不や。是のごとく一切心によりて善と不善とを造る。身業と語業と意業との致すところならざるはなし。而も心は無色にして見取ば . . . 本文を読む
「よみがえった命 K・T」(日本巡礼記集成)
「今私は還暦を迎えましたが、そんな私にとって忘れられない思い出がございます。それは私が三十六才の時、ある作業をしている時でございます。ふとした不注意から自分の作業着にかかったガソリンに火が付きました。瞬間的に全身火だるまとなり、火は自分の背丈よりも高く上りました。あっという間でした。友人が助けてくれ病院へ運ばれましたが自分は全身が三分の一以上火傷すると . . . 本文を読む