第十四 発心識体章
(菩提心を心のどの部分で起こすかというと,密教の行者は心の最も深い第八阿頼耶識で菩提心を起こすのである)
次に発菩提心の識体を知第十三 発菩提心章
(覚りを求めるならば先ず菩提心を起こさなければならない。つまり、凡聖不二と信じ自分も必ず三密行を修行して無上菩提を得よう、と願う心がなければならない。)
凡そ無上菩提を成ぜんと思はば先ず菩提心を発すべし。菩提心とは万行の根本 . . . 本文を読む
「助けて!! 苦しい」」
「治して!! 悲しい」
新しい年を迎えました。昨年は、コロナ汚染騒動に、翻弄された年であり、私たちは、ビールス汚染による業病を初体験しました。業病の様な恐ろしい病気であることを知らされました。瞬く間に、世界中を席捲し、毎日、死者を出し続けています。そして何時終焉するのか誰にも解かりません。一刻も早く此の新型コロナウイルスの病禍から逃れたいものです。
コロナは空気 . . . 本文を読む
大乗本生心地観経(報恩品・全品書き下し)2/5はじめに・・2全体は八巻十三品。印度より渡唐の般若三蔵訳とされる。(しかし大正二年石山寺で発見された「大乗本生心地観経」断簡には唐の憲宗皇帝の御製序があり「罽賓国沙門 般若宣梵文 醴泉寺日本国沙門霊仙筆受并譯語・・」と銘記があり 、 日本の霊仙三蔵の業績でもあることが確証されています(「霊仙三蔵・渡辺三男」による)。また日本へ伝えたのは「霊仙が渤海国の . . . 本文を読む
理観上人(1635から1693、高野山僧侶、幕命で尼崎の大覚寺、称名寺、布引山滝勝寺等を中興、阿字観作法、阿字観口決、天照大神御託宣記、等を著)の「阿字観行者の日常の心得」から「一、阿字即ち自心、自心即ち阿字なり、阿字と自心と本来不二なりと観ずること常に亡失すべからず。二、身口意の三つ荒く持つべからざること。三、信心第一のこと。四、菩提心(覚りを求める心)第一のこと。五、慈悲心第一のこと。六、人を . . . 本文を読む