福聚講

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業のない家はありません

2021-07-05 | 先祖供養

業のない家はありません
「業が深い」という言葉あります。最近様々な家庭で様々な事件事故が起こっています。事件までいかなくても現代の家庭は様々な問題を抱えています。「業が深い」という言葉を思い出します。しかし、「うちの家は業が深い」と思われている家があればそれが業消滅の第一歩です。そういう家では業を消滅させるために謙虚になり、先祖供養等による信仰生活を送ることになるからです。
あらゆる家には業があります。業のない家はありません。それを現代人は故意に無視しようとしています。そういう表面だけ取り繕って生きていている家は必ず行き詰まります。いまは順調にいっていても行詰まるときがきます。
徳川家康は3歳にして母と生き別れ、父は家臣に殺され正妻築山殿を自ら命じて殺し、長男を自害させています。こんな業にまさる業はありません(しかし家康は毎日写経をし六万遍念仏を唱えたとされます。深い業の自覚があったと思われます。これが結果として江戸時代の太平を築いたのかもしれません)。
大久保利通は明治の元勲ですが子孫はロッキード事件に巻き込まれました。最近でも一代で名を成した家具屋さんも親子で諍いを起こしています。恐れ多いことですが天皇陛下も江戸時代までは宮中二間観音で日々先祖供養をされるのが習わしでした。上皇となられた後出家され法皇となられる例も多かったのも先祖供養の為もあったと思われます。ましてや庶民は皆深い業を抱えています。膨大な資産を持っていても子孫がいない、出世してトップになった父親の息子が犯罪をおかす、エリート社員の家族が崩壊、成功しても病に倒る・・・そういう家を嫌というほど見てきました。自分自身も母に幼くして死に別れたうえ実家の寺を継げてもいません。当時はなぜうちだけがと思いましたがよくよく観察すると業の無い家はありません。知り合いの占い師も「問題のない家庭はない」と断言します。
全家庭で自分の家の業を認め、本気で業を小さくしていく努力をしていかない限りその家に本当の平穏な生活が訪れることはありません。
では業を取り除く、小さくするにはどうするか。先祖供養をし、善行を積み重ねるしかありません。「本物の菩提心を起こせば因業は切断できる」https://blog.goo.ne.jp/fukujukai/e/60f075894bdbdb53cfd36107f7b91afa

と先日ブログに書いたところです。

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