われわれは元々空から生まれ「歓喜」を食べていきていた。身体から光を発して空を自在に飛んでいたのである。・・
(「・・(我々はもともと)皆悉く化生して歡喜を食となし、身光自ら照し神足飛空す。安
樂無礙にして久しく此間に住む。爾時には男女尊卑上下あることなし。亦た異名なし。衆共に世に生まれる故に衆生と名ずく。是時此地に自然の地味出て地に凝停するあり。猶地味出時醍醐のごとし。亦復如是。猶生酥味甜如のごとく蜜のごとし。其後、衆生手をもって試みに嘗めて何味を為すかを知る。初嘗て好遂生味著を覺ゆ。如是く展轉して之を嘗めて已まず。遂に生
貪著便以手掬漸成摶食。摶食不已。餘衆生見復効食之。食之不已。時此衆生身
體麤澁光明轉滅す。復た神足無く飛行不能なり。爾時未だ日月ありて衆生光滅す。是時天地大闇如前無異。其後久久有大暴風吹大海水深八萬四千由旬。・・」)長阿含経・世紀経
(「・・(我々はもともと)皆悉く化生して歡喜を食となし、身光自ら照し神足飛空す。安
樂無礙にして久しく此間に住む。爾時には男女尊卑上下あることなし。亦た異名なし。衆共に世に生まれる故に衆生と名ずく。是時此地に自然の地味出て地に凝停するあり。猶地味出時醍醐のごとし。亦復如是。猶生酥味甜如のごとく蜜のごとし。其後、衆生手をもって試みに嘗めて何味を為すかを知る。初嘗て好遂生味著を覺ゆ。如是く展轉して之を嘗めて已まず。遂に生
貪著便以手掬漸成摶食。摶食不已。餘衆生見復効食之。食之不已。時此衆生身
體麤澁光明轉滅す。復た神足無く飛行不能なり。爾時未だ日月ありて衆生光滅す。是時天地大闇如前無異。其後久久有大暴風吹大海水深八萬四千由旬。・・」)長阿含経・世紀経