今日はソ連が突如「日ソ中立条約」を破り満州侵略を始めた日
1,1945年8月9日、突如ソ連は「日ソ中立条約」を破り、80個師団約157万人が3方向から満州侵攻。当時、在満邦人は約166万人。男は大半が軍に臨時召集されていたので女や子供、老人ばかり。このうち23万人が虐殺等で死亡。生きていても無数の婦女が残虐非道なソ連兵の犠牲になった。彼らの帰国は困難を極め、避難の混乱の中で家族と離れ離れになったり、命を落とした者も少なくなかった。日本人収容所に収容されても寒波や栄養失調や病気で命を落とす者が続出。家族離散や死別の悲劇が生まれた。この避難の最中に身寄りがなくなった日本人は、幼児は縁故または人身売買により中国人の養子として「残留孤児」に、女性は中国人の妻として「残留婦人」になり命脈をつないだ。残留日本人は2万人を超える。
ソ連は57万人をシベリア等に抑留し強制労働。内6万人が餓死・凍死。同時に千島列島にもソ連軍は侵略開始、此れをポツダム宣言受諾後の8月15日以降も故意に継続、日本固有の領土であった歯舞・色丹・国後・択促の4島を占領。
2.此の時のソ連の約束破りと残虐非道さは今回のウクライナ侵略に際しても余すところなく再現。ブダペスト覚書(ウクライナが核兵器を放棄することと引き換えに、米英ロ三国はウクライナの領土一体性に対して、軍事力を行使または利用しないことを保障する)をロシアは自ら破りウクライナに侵略して満州と同じ虐殺・婦女暴行を繰り返して耻ることを知りません。
3,ロシアという国をこれ以上存続させることは世界の脅威です。跡形もなくするほかありません。