第七、十種十住章
(「十住心」は大師が大日経、菩提心論等に依って建立し給へる法門で、1、顕密の浅深比較、2、真言行者の心が第一住心から転昇するさま、3、十住心は即十界を顕し、十界すべてが第十住心(密教の境地である秘密荘厳心)を含み実は大日如来の現れである、という究極の三つの真理を説く。)
十住心は高祖大師、大日経、菩提心論等に依りて建立し給へる法門にして顕密仏法の浅深、浄菩提心 . . . 本文を読む
霊訓・・・W・Sモーゼス(浅野和三郎訳)より ・・・非命の死と罪悪――地の世界には、週期的に争闘が起るものであるが、霊的眼光を以もってこれを考察すれば、畢竟それは善悪の霊と霊との争闘である。すべて世の乱れるのは、未発達なる霊魂の数が不釣合に多くなった時で、従って大きな戦争の直後は、人心の悪化が、特に目立ちて強烈である。他なし、多くの霊魂が無理に肉体から引き離されて帰幽するからで、つまり資格のない未 . . . 本文を読む