福聚講

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十七条憲法~第二条

2013-04-04 | 法話
第一条の解説はこちらから。

十七条の憲法第二条です。


「二に曰はく、篤(あつ)く三宝(さんぼう)を敬へ。三宝は仏法僧なり。則ち四生の終帰、万国の極宗(きょくそう)なり。何(いづれ)の世、何(いづれ)の人か是(こ)の法(のり)を貴ばざる。人尤(はなは)だ悪しきもの鮮(すくな)し。能く教ふるをもて従ふ。其れ三宝に帰せずんば、何を以てか枉(まが)れるを直さむ)」


「心から三宝を敬いなさい。三宝とは仏法僧のことです。
胎生、卵生、湿生、化生すべての生物の最後の拠所は、
(真理を覚った人のこと、お釈迦様はそのお一人。お大師様の声字実相義にも「悟れるものをば大覚(ほとけ)と号し、迷えるものをば衆生と名づく」とあります。)
(真理)
(法を身口意に実現することを同一目的に修養に務める集団)です。
どの国もどの時代も、どんな人でも佛法僧を尊ばないものはありません。人間に根本からの悪人は少ない。良く教えれば教に従います。佛法僧の三宝に帰依しないで他にどのようにして無始以来の曲がりに曲がったあわれな心を真っ直ぐに治すことが出来ましょうか。)
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