巡査部長が川に飛び込み女性救助
これはまさに捨身行為です。仏典にはお釈迦様の前世の捨身行為が多く出ています。
・「大乘本生心地觀經」には尸毘王の物語があります。
釈迦の前世である慈悲深い尸毘王は、ある時バラモン僧のために両眼を布施したが、そのバラモン僧は帝釈天で、両眼を元に戻したという説話です。
・「菩薩本生鬘論」にはおなじく尸毘王が鷹に追われた鳩を救うために、鳩と同じ分量の自分の肉を切り取って鷹に与えたが、鷹は帝釈天、鳩は毘首羯磨天で、尸毘王の慈悲心を量ったものであったという説話があります。
・「金光明経」などには法隆寺玉虫厨子にある薩埵王子の捨身飼虎の物語があります。お釈迦様の前世である薩埵王子は、飢えた虎とその7匹の子のためにその身を投げて虎の命を救ったというものです。
・関連して言えば、泉鏡花には「夜行巡査」という短編がありました。皇居のお堀におちた老人を救うため泳ぎのできない巡査が飛び込み殉職するという話です。
今回は2人とも助かりこんなハッピーなことはありません。しかし台風で増水した濁流に飛び込むなど常人のできることではありません。お釈迦様の本生譚にも匹敵する話です。この警官には大変すばらしい未来が待っていることと思います。
これはまさに捨身行為です。仏典にはお釈迦様の前世の捨身行為が多く出ています。
・「大乘本生心地觀經」には尸毘王の物語があります。
釈迦の前世である慈悲深い尸毘王は、ある時バラモン僧のために両眼を布施したが、そのバラモン僧は帝釈天で、両眼を元に戻したという説話です。
・「菩薩本生鬘論」にはおなじく尸毘王が鷹に追われた鳩を救うために、鳩と同じ分量の自分の肉を切り取って鷹に与えたが、鷹は帝釈天、鳩は毘首羯磨天で、尸毘王の慈悲心を量ったものであったという説話があります。
・「金光明経」などには法隆寺玉虫厨子にある薩埵王子の捨身飼虎の物語があります。お釈迦様の前世である薩埵王子は、飢えた虎とその7匹の子のためにその身を投げて虎の命を救ったというものです。
・関連して言えば、泉鏡花には「夜行巡査」という短編がありました。皇居のお堀におちた老人を救うため泳ぎのできない巡査が飛び込み殉職するという話です。
今回は2人とも助かりこんなハッピーなことはありません。しかし台風で増水した濁流に飛び込むなど常人のできることではありません。お釈迦様の本生譚にも匹敵する話です。この警官には大変すばらしい未来が待っていることと思います。