七には本とは法身なり。法佛はいわく諸尊の本なるが故に、源なるがゆえに、体なるがゆえに、宗なるがゆえに。不とは応身如来なり。応とは相応等の義なり。いわく衆事意にかなうて皆法楽を作す。万徳念にしたがって悉く禅悦を成ず身法界と相応し、語真如に階當せり。三密互に瑜伽し六大相渉入せり。これを自受用といふ。地上の菩薩に応同して彼をして法界の理と相応せしむるがゆえにかくのごとく自他二応の義を不の義と相応せり。不とは即ち空の義の故にいわく虚空は自と相応し、また他の色塵と相応して皆相違害せざるがごとくなるが故に、生は化身なり、変化は即ち生の義なるが故に。
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