御大師様は「仏さまとその眷属は衆生自身の中と宇宙に各々遍満し満満ており、正像末法などに関係なく常に説法されている、なんと不思議で偉大なことよ…、」とおしゃっています。
「・・・真言の大我(理智大日)は本より心蓮に住し、塵沙の心数(大日の無数の眷属)は自ら覚月に居す。三等の法門(身口意三平等)は佛日(三世をこえた如来の日)に住して常に転じ、秘密の加持は機水(機根)に応じて断ぜず(如来は機根に応じて絶えず説法を続けておられる)。法性の身塔(宇宙に遍満する大日如来)、奇なるかな大なるかな。・・・」(大師の「恩の奉為に二部の大曼荼羅を造る願文」より)
「・・・真言の大我(理智大日)は本より心蓮に住し、塵沙の心数(大日の無数の眷属)は自ら覚月に居す。三等の法門(身口意三平等)は佛日(三世をこえた如来の日)に住して常に転じ、秘密の加持は機水(機根)に応じて断ぜず(如来は機根に応じて絶えず説法を続けておられる)。法性の身塔(宇宙に遍満する大日如来)、奇なるかな大なるかな。・・・」(大師の「恩の奉為に二部の大曼荼羅を造る願文」より)