福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

角田さんの高野山・奈良諸寺参拝記録その1

2010-05-07 | 開催報告/巡礼記録
高野山・奈良諸寺参拝記録

福聚講では、5月2日から4日までの3日間、高野山結縁灌頂入壇と奈良・長谷寺、室生寺、岡寺、壷坂寺、飛鳥寺の参拝
勤行の旅を行いました。
参加者は、高原講元、豊田さんご夫妻(横浜)、谷口さん(東京)、中長さん(福井)、中塚さん(東京)
菱岡さん(東京)、湯北さん(和歌山)、角田親子の計10人。

高野山は、春の結縁灌頂に入壇し、受戒すること。長谷寺はじめ奈良諸寺は、勤行修行を行いながらお参りするという行程
で、行われました。
3日間、底がぬけるような、どこまでも広がる青空,みずみずしい若葉の新緑の木々、彩りを競うかのような花々,好天に恵まれ
私たち、人間も含めて自然の新しい命を、神仏・・・お仏様が、おつくりになったとしか、考えられないような、自然、・宇宙の妙
を、否応なしに、感じさせられたものでした。そよ風が、私たちの心身を、快くなで過ぎ、まるで極楽の世界にたたずんでいる、静謐の中に身をおく、充実した旅でした。

以下、行程に合わせた記録を、記してゆきます。

(1)5月2日14時、南海電鉄の極楽橋からケーブルカーで、高野山駅に着く。高原先達が、一人一人出迎え、待機していた 中本名玉堂のマイクロバスで、同店へ。ここで、白衣,輪袈裟を用意して、高野山・奥の院へ。
  14時40分発、マイクロバスで奥の院・一の橋。
  ここから、全員で、参道を、歩き始める。愈愈、巡拝の始まりです。皆、緊張の面もちです。整然と林立し、空を覆いつくす杉並木、参道の両脇の薄暗い木立のあいだから、苔むした墓塔や墓石が、並び立ち、ひんやりした湿った空気が頬を撫でます
  戦国時代の諸大名の墓塔や供養塔が20数万あるといわれ、わが国の歴史のなかを、歩いているようでした。そして、私たちも、今ここにいるのは、自分ひとりでいるのではなく、先祖代々から、脈々とした、命のつながりによって、生きていることを、実感させられます。
  奥の院で、心経、弥勒菩薩ご真言、大師宝号を唱え、弘法大師さまが、今なお、日夜衆生済度に奔走しておられることに、思いをはせ、
  感謝の念に打たれます。  南無大師遍照金剛。
  16時20分、一の橋に戻り、今夕の宿泊所である、宿坊寺院の普門院へ。
  普門院で、旅装を解き、17時30分、夕食、精進料理に、舌鼓みを打つ。20時就寝。

 ☆高原講元語録

  自分が大日如来さまであることの自覚を持つことが大切である。その、ご縁に連なることは、素晴らしいこと。
  明日は、いままでのように、遠くから、仏を拝むのではなく、あっという間に仏になってしまい自分が仏だったことを感じ取るのです。
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