京都では六道珍皇寺で8月7日から10日までの4日間に先祖の霊をお迎えする「六道まいり」があります。
また同時に近所の西福寺(本物の「六道の辻」に立ち、「轆轤(ロクロ = 髑髏」町にある)ではこの期間に「六道十界図」と「檀林皇后九想図」をご開帳しているということです。
この檀林皇后という人は只者ではありません。嵯峨天皇妃で絶世の美女で生前多くの貴顕を虜にしたと言われていますが仏教に帰依し、死後は世の無常を示すために自分の死骸を六道の辻に放置させその腐っていく様を見せよ、といったといいます。これを写したのが「檀林皇后九想図」といわれています。絵を見ると美女の死体が膨張していく様は迫力があります。昔は美女にもすごいひとがいました。
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