ダライ・ラマ法王14世と愛媛県新居浜市「萩生寺(はぎゅうじ)」
先週5月28日(土)に故郷愛媛へ3月以来延期していた墓参りに帰って参りました。
昨年11月、地元「萩生寺」の斎藤友厳住職がダライ・ラマ法王猊下を新居浜市にお招きになり講演会を開催されたと云う事を記事で読んでいたので、面識もなく突然でしたが思い切って「萩生寺」を訪問してみました。
幸いご住職がいらっしゃって、私が自己紹介をして訪問趣旨を告げると快くお寺に上げて下さり、長時間にわたりいろんな経緯などお話を聞かせて下さいました。
「萩生寺」の境内には、ダライ・ラマ法王14世猊下がチベットを亡命されて50年・ノーベル平和賞を授与されて20年の年に初めて四国を巡錫された記念と世界平和を祈念して建立されたナムゲル・チュールテン(チベット式ストゥーパ)が本堂正面に堂々と立っています。その開眼・除幕式が2009年11月2日に行われ、日本仏教会を代表して全日本仏教会会長の高野山真言宗管長松永有慶師も出席され、塔の3面には、それぞれダライ・ラマ法王、松永有慶管長、斎藤友厳ご住職のメッセージが刻まれています。
話が弾んで、ご住職が「寺の本堂の後ろにある物をご覧にいれましょう」とご案内して下さった部屋には、ダライ・ラマ法王が「萩生寺」訪問の時に書かれた直筆の世界平和を祈る文章と落款が押されている掛け軸が掛けられていました。(法王の落款があるのは世界でただ一つだそうです。)脇には松永有慶管長の「世界平和」の文字と斎藤ご住職の文章が書かれていました。
その他、法王猊下御請来の「釈迦牟尼仏」像、法王ご自身のお姿の「木彫像」、法王が開眼された「砂曼荼羅」―これは9名のチベット僧が1週間萩生寺に滞在して製作した千手観音の砂曼荼羅で現在も保存されています。―など貴重な滅多にお目に掛かる事のない仏教関係の物を拝見させて頂き感激しました。
2010年11月10日の「ダライ・ラマ法王新居浜特別講演会」も午前・午後と二回に亘って行われ大変好評を博したそうです。
帰り際にご住職から「ダライ・ラマ希望のことば」と題する本を頂きました。法王のお言葉と日本人専属カメラマンの撮った日本各所での法王の写真が掲載されています。
私の故郷愛媛県・新居浜市にも仏教を通じてチベット仏教・チベットの子供たちの支援に積極的に活動されておられる方が居られる事を知り感動致しました。
チベット仏教・政治は現在大変厳しい環境下にありますが、ダライ・ラマ法王が本の中で説かれる「すべての世界の宗教は人間の役に立つ力と可能性をもっているという点において、まったく同じです。」と云うお言葉のように世界が良くなることを強く望みたいです。
4月に東京「護国寺」における「東日本大震災犠牲者49日法要」に高原講元と一緒に出席した時に、法要に来られた法王を間近に拝見させて頂いたご縁が繋がっているような気がしてなりません。
これも福聚講のお陰でとても有り難い事だと感謝しております。
高橋 正敏
先週5月28日(土)に故郷愛媛へ3月以来延期していた墓参りに帰って参りました。
昨年11月、地元「萩生寺」の斎藤友厳住職がダライ・ラマ法王猊下を新居浜市にお招きになり講演会を開催されたと云う事を記事で読んでいたので、面識もなく突然でしたが思い切って「萩生寺」を訪問してみました。
幸いご住職がいらっしゃって、私が自己紹介をして訪問趣旨を告げると快くお寺に上げて下さり、長時間にわたりいろんな経緯などお話を聞かせて下さいました。
「萩生寺」の境内には、ダライ・ラマ法王14世猊下がチベットを亡命されて50年・ノーベル平和賞を授与されて20年の年に初めて四国を巡錫された記念と世界平和を祈念して建立されたナムゲル・チュールテン(チベット式ストゥーパ)が本堂正面に堂々と立っています。その開眼・除幕式が2009年11月2日に行われ、日本仏教会を代表して全日本仏教会会長の高野山真言宗管長松永有慶師も出席され、塔の3面には、それぞれダライ・ラマ法王、松永有慶管長、斎藤友厳ご住職のメッセージが刻まれています。
話が弾んで、ご住職が「寺の本堂の後ろにある物をご覧にいれましょう」とご案内して下さった部屋には、ダライ・ラマ法王が「萩生寺」訪問の時に書かれた直筆の世界平和を祈る文章と落款が押されている掛け軸が掛けられていました。(法王の落款があるのは世界でただ一つだそうです。)脇には松永有慶管長の「世界平和」の文字と斎藤ご住職の文章が書かれていました。
その他、法王猊下御請来の「釈迦牟尼仏」像、法王ご自身のお姿の「木彫像」、法王が開眼された「砂曼荼羅」―これは9名のチベット僧が1週間萩生寺に滞在して製作した千手観音の砂曼荼羅で現在も保存されています。―など貴重な滅多にお目に掛かる事のない仏教関係の物を拝見させて頂き感激しました。
2010年11月10日の「ダライ・ラマ法王新居浜特別講演会」も午前・午後と二回に亘って行われ大変好評を博したそうです。
帰り際にご住職から「ダライ・ラマ希望のことば」と題する本を頂きました。法王のお言葉と日本人専属カメラマンの撮った日本各所での法王の写真が掲載されています。
私の故郷愛媛県・新居浜市にも仏教を通じてチベット仏教・チベットの子供たちの支援に積極的に活動されておられる方が居られる事を知り感動致しました。
チベット仏教・政治は現在大変厳しい環境下にありますが、ダライ・ラマ法王が本の中で説かれる「すべての世界の宗教は人間の役に立つ力と可能性をもっているという点において、まったく同じです。」と云うお言葉のように世界が良くなることを強く望みたいです。
4月に東京「護国寺」における「東日本大震災犠牲者49日法要」に高原講元と一緒に出席した時に、法要に来られた法王を間近に拝見させて頂いたご縁が繋がっているような気がしてなりません。
これも福聚講のお陰でとても有り難い事だと感謝しております。
高橋 正敏