今日2月18日は深草の元政上人の命日です。

今日2月18日は深草の元政上人の命日です。
元政上人は江戸前期の日蓮宗の僧。生年は元和9.2.23(1623.3.23)、没年は寛文8.2.18(1668.3.30)です。京都深草瑞光寺の開山。彦根藩主井伊直孝に近侍していたが19歳で病を得て出家の三願（「一に出家。二に父母に孝養。三に天台三大部読了」）をたて26歳のとき,致仕して妙顕寺日豊の門に入り後、深草に称心庵(のち瑞光寺)を結び,ここを拠点に修行に励んだ。一方,石川丈山 ら多くの文人墨客と交わった文人僧でもあった。三願を成就し『身延道の記』は後水尾院より嘉賞されたという。辞世の和歌は「鷲の山常にすむてふみねの月、かりにあらはれかりにかくれて」（法華経寿量品に「霊鷲山」については「・・時に我及び衆僧　倶に霊鷲山に出ず　　我時に衆生に語る　常に此にあって滅せず　方便力を以ての故に　滅不滅ありと現ず・・」とあります）今は瑞光寺では3月18日を元政忌としているようです。