福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

ノーベル賞受賞研究に思う

2015-10-07 | 法話
1、今回の日本人ノーベル賞の受賞者の功績を見て改めて仏教の教えが素晴らしいことに気が付きます。
2、医学生理学賞を受けられた大村智氏は微生物の生産する有用な天然有機化合物から抗寄生虫薬イベルメクチンを作り熱帯地方の風土病から何億人もの人を救っているといいます。之を聞いて微生物にも「菩提心」があるのだ。まさに「一切有情悉有仏性」が実証されたのだと思いました。

3,物理学賞は東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長がニュートリノに質量があることを証明して受賞しています。ニュートリノは宇宙のあらゆるものにいきわたっているということですから、われわれが寺社で拝んでいるときもご神体やご本尊を通過したニュートリノが無数に我々にも降り注いでいることになります。しかもそれには質量があるのです。仏教でいう「心仏衆生是三無差別」ということがなんとなく物理的にも理解できる気がします。

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