入楞伽經を読んでいると以下のような言葉がありました。古代インドの「順世外道」という、現代人とおなじように因果を認めず現世快楽至上主義の外道ですら肉食を禁じていたというのです。(戒律については仏教でも複雑な経緯がありよくわからないところがありますが徐々に研究していきたいと思います。大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品全訳は2018/12月にアップ。)
大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品第八
「路迦耶(ローカーヤ・順世外道「世俗に従う者」の意。来世を認めず,業の報いを否定し,現世の快楽を至上とする)等の諸外道輩の有無見をおこして斷常に執着するものすら尚遮禁ありて食肉をゆるさず。何況如來應正等覺は大悲心に富み世の依怙するところとなりたまふもの、自他倶に食肉を許し給わん耶。」
大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品第八
「路迦耶(ローカーヤ・順世外道「世俗に従う者」の意。来世を認めず,業の報いを否定し,現世の快楽を至上とする)等の諸外道輩の有無見をおこして斷常に執着するものすら尚遮禁ありて食肉をゆるさず。何況如來應正等覺は大悲心に富み世の依怙するところとなりたまふもの、自他倶に食肉を許し給わん耶。」