福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

昨夜夢を見ました

2016-02-18 | 法話
昨夜夢を見ました、70近い私もついに戦争に行く夢です。軍艦に乗り込む夢でした。
今朝のニュースでは中国が南沙諸島に地対空ミサイルを配備したと出ていました。正夢とならないことを祈るばかりです。こうして次々に南シナ海にミサイル基地を作られては尖閣どころではありません、アメリカも手の打ちようのないところまで来ています。「侵略国家中国」というサイトがありました。中国は歴史的に一貫して侵略国家でしたが戦後もチベットを始め侵略に次ぐ侵略を繰り返しています。
日本の護国を仏教の立場ではどうしていくのか、次回以降『護国仏教』をアップていきますがとりあえず、大山公淳師『護国の仏教』に次のようにあるところを紹介しておきます.

「「仁王般若経護国品第五」に依るに世尊が波斯匿王等諸の大国王に国をまもるの法を説きたまふ。すなわち国滅せんとするときは国土乱れて諸の災難あり、賊来たって破壊すべく、鬼神乱れるゆえに万人乱れ、万人乱れる故に賊起こって百姓葬亡し、・・天変地異あり日月衆星度を失し大火、大水、大風等の諸難おこる。そのとき此の経を読誦せばそれらの災難のぞかれんととて、本経読誦の功徳を説いている。また不空訳仁王般若経奉持品には此の経を受持することによって国土に起こるべき七難を滅して安楽を得んと説く。七難とは
1、日月度を失し、月の色改変して赤、黄色となり日月食し或いは重輪となる。
2、星辰を失し・・・
3、龍火、鬼火、人火、樹火、天火四方におこって万物を類焼す。
4、時節改変し寒暑常ならず・・江河汎張し石を流し山を浮かぶ。
5、暴風しばしばおこり・・
6、天地亢陽し・・百穀成熟せず
7、四方の賊来たりて国の内外を侵し、・・
これらの災難は一切の人民父母に孝せず、師長とバラモンを敬せず、国王大臣正法を行ぜざるによって起こる。しかもこの仁王般若経を受持し読誦し解説することによってそれらの厄は除かれん。この般若波羅密多はよく一切諸仏の法、一切菩薩の解脱の法、一切国王の無上の法、一切有情出離の法を出生すとて、広くその功徳を説いている。」
即ち、「他国の侵略を受けるのは自国内の指導者・国民が乱れるから」です。指導者・国民が乱れるのはその心が乱れるからでしょう。日本国民の心のありかたに日本の歴史がかかっているのです。
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