以下「国民の遺言」によります。
「海軍主計上兵曹 白井武男命。軍艦 「摩耶」乗員。昭和十七年十一月十四日ソロモン諸島方面にて戦死。茨城県出身 二十一歳。」
「・・かはいい弟達。我が家には我が家のハッキリした精神がある。何年か後は貴殿等も軍人に成るはずなり・・軍人としては戦場に臨むからは万一の場合を予期せねばならん。・・困しさも難しい所を笑って切り抜けるべし。・・功を誇らず、死を悲しまず、武人の家らしくすべし。涙は絶対禁物なり。・・泣く分笑ふ事が第一なり・・」
つい70年前まではこのような武士道精神が本当に残っていたのが驚きです。