「神とは人間の外にあって、仰ぎみるものではないと思います。それは人間のなかにあって、しかも人間を包み、樹を包み、草花をも包む、あの大きな命です」(遠藤周作の遺作『深い河』の中の修道士の青年・大津の言葉)という言葉があります。
これはよく考えると「神は外にも内にもいらっしゃる」ということで、仰ぎ見て拝んではじめて内外の神の力が一体化される、あるいはすべての奥底にある神の力が増す、ということではないかと思います。
これはよく考えると「神は外にも内にもいらっしゃる」ということで、仰ぎ見て拝んではじめて内外の神の力が一体化される、あるいはすべての奥底にある神の力が増す、ということではないかと思います。