福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は覚深法親王が宮中で普賢延命法を修した日

2023-03-20 | 法話

今日寛永十六年1639、三月二十日は 覚深法親王が宮中で普賢延命法を修した日です。

覚深法親王は後陽成天応の第一皇子。豊臣政権で新皇宣下を受けていたが徳川政権になり出家。仁和寺第21世門跡。後南御室。

この時の天皇は従妹に当たる明正天皇

覚深法親王は多くの祈祷をおこなっておられます。

寛永五年八月十六日には「仁和寺覚深親王をして、禁中に不動護摩法を修し、中宮御産の平安を祈らしめらる」(資勝卿記) 

寛永九年「仁和寺覚深親王をして、孔雀経法を清涼殿に修し、東福門院の御平産を祈らしめらる、」(仁和寺御伝)等

普賢延命法は二十臂の普賢延命菩薩を本尊として、災いを除き寿命を長くするために行なう修法

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