ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

バリ2009(15):ティルタ・サリ

2009-06-04 07:22:56 | バリ旅行2009
Fukunosukeです。


ウブドでは、毎晩いろんな所でバリダンスが行われています。
今回は、ティルタ・サリというグループの公演に行きました。

ティルタ・サリは、日本では一番有名なバリ舞踊グループじゃないかな。
僕らが初めてバリで見たバリダンスもティルタ・サリだったし、この日の
お客さんも、大半は日本人の模様。
今回、ウブドの滞在中にティルタ・サリの定期公演があったので、久しぶりに
本格的なバリ舞踊を観に行きました。



プリアタンという場所にあるステージは、全天候型。つまり屋根があります。
どちらかと言うと、屋外の会場の方が風情があってよいのですが、安定して
興行するにはこうせざるを得ないのかな。




ティルタ・サリは、踊り手も一流ですが、ガムラン(演奏)のレベルの高さに定評が
あるそうです。バリの音楽って、どれもいいですよねー。リンディックの様な素朴な
ものもいいですが、こういうガムランの迫力ある演奏も好きです。



バリ舞踊のショーは、大概いくつかの演目(ダンス)が組み合わせて行われます。

↓これはペンデット(「短い」の意)。ウェルカムダンスとも言われ、最初に演じられ
ます。若くてきれいどころが演じるダンスなので、ここで一気に観客の(僕の?)
ハートを掴みます。



おっと、これはずいぶん年季の入った踊り子さんです。でも、左の人の踊りは
素晴しかった。見ている間に、こちらは催眠術にかかったように、意識がフワァッと
してくるんです(←それは眠かったのではないか?)。いえいえ。本当に上手。



バロンダンスは、初めて見ました。獅子舞ですけど、動きが可愛い。フクちゃん
みたいだ。



バリダンスでは何かと役どころの多い猿。なにやらバロンと寸劇中。



おー、また何か、きれいどころの踊りが始まりましたよ。いよーし! こういうのが
いいよ。

※ hiyokoが気がついたのですが、左の踊り子、05年にオベロイで観た時にも
  居た人です。立派になりました。



最後は、またしてもなんだかわからない寸劇調になってしまいました。



寸劇は、面白いけれど、芸術的な崇高さは感じないなー。



ティルタ・サリはどちらかと言うと老舗でオーセンティックな舞踊団でしょうか。
この他にも、現代風、前衛風のバリ舞踊団なんかもあるようです。目が肥えてきたら、
そういうのと見比べるのも楽しそうですね。






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