ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

京都2009 東寺弘法市

2009-06-22 21:17:28 | 京都
hiyokoです。


「草喰なかひがし」さんを後にして向かった先は、東寺。



ここの五重塔は新幹線からも見え、京都のシンボル的存在でもありますよね。
でも、東寺に伺うのは今回が初めてです。
五重塔をはじめ、金堂、大師堂などなどなど・・・、国宝・重文が満載なんですね。
なんと、世界遺産にも登録されているそうです。
今、記事を作るにあたって調べて、初めて知りました


せっかくそんな素晴しいお寺に来たというのに、そういうものには振り向きもせず、
私達が向かったのはこちらです。

毎月、弘法大師の御命日の21日に開かれる弘法市。「弘法さん」で知られる、
東寺の縁日です。
今回の滞在が偶然21日ということで、スケジュールを組んでくれていたizolaちゃん
から「行きますかー?」と事前にメールがあり、いこ!いこ!ということで即決。


折りしも、直前から始まった豚インフルエンザの影響からか、いつもより出店や人出が
やや少なかったそうで、マスク姿の人も目立ちました。はい、私達もマスク姿でした。


山門を入ると、まずは食べもののお店が参道の左右にたくさん並んでいました。
こちらは佃煮屋さん。多くのお店の人がマスクを着用していました。

そそられますねー。
東京の縁日とはお店も商品もだいぶ違っていて、楽しい♪楽しい♪


京つけもの屋さん。

すぐき~♪ 


和菓子や佃煮のお店。

わらび餅にちりめん山椒~♪


お豆屋さん。

ひよこ豆もありますよ~♪


京野菜のお店。

サンショは一袋800円ですよ~♪


京地鶏の唐揚げ屋さん。

唐揚げは珍しいですよねー。東京の縁日ではあまり見かけないです。関西では普通なの?


たこやき屋さん。

きっと東京の縁日のたこ焼きとは味が違うんでしょうねー。


店じまいが早いそうなので、目的のお店を優先して、今回は食料品のお店は素通り
しました。でも今考えると、佃煮屋さんやらいろいろ試してみるべきだったとちょっと後悔。
次回行く事があれば、是非片っ端から試食して、お気に入りのお店を見つけたいな~。



さて今回、的を絞って見て回ったのは、骨董屋さん。すごくたくさんあります。


これは、アンティークの布切れ屋さん。




ここはけっこう大きなお店ですね。

骨董の器のお店が沢山あり、izolaちゃんはお気に入りの物をいくつかゲット。


こういう古道具、外人さんに人気のようで、大荷物を抱えた外人さんがたくさんいました。



私は、以前より探していた猫の石像を見つけました。

高さは30cmくらいかな。
この石像は、元々、農家で作物がネズミに狙われないようにと、お呪い
として田んぼに置くために作られたものなのだそうです。
骨董好きの親戚のお庭に飾ってあるのを見て、いつかは我が家にも
欲しいと思っていたのですが、この子、残念ながらお顔がちょっと好み
じゃなかったんです。。。

一生お付き合いする子です。やっぱりビビッと来る子に出会えるまで
気長に探すことにしましょう。


せっかくですから、御水でお浄めくらいはしましょうか。



きたないものを洗っちゃダメですよ!



これは、高野槙の枝。

高野槙は弘法大師と深く関わる木だそうですが、煩悩の塊の我々としては後々、
別の意味でちょっと関わってきます。


こちらが弘法大師様。

元々”縁日”とは神仏がこの世と”縁”を持つ日とされているそうで、
この日に参詣すると大きな功得があるということです。
ということで、とりあえず弘法さんにお参りです。あれ、お賽銭したかな?



夕方に入り、店じまいを始めるところも多くなってきました。
それでは、そろそろ今夜のお宿へと向かいましょうか。ムフフ。