SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

沖縄旅行02 ひめゆりの塔、玉泉洞(おきなわワールド)へ

2008-01-09 | 旅行

ひめゆりの塔は今更説明するまでもないが、沖縄本島の南部、糸満市等には戦災の後が残る。



今回の旅行では子供達に、戦争って何だ、アメリカと日本は戦争して今はどうなんだ、米軍基地って何だ、兵器って、ということ等を教えることにした。

つい最近までは戦争は戦いごっこの延長のように思っていた長男だが、今はかなり理解が進んできていて、第二次大戦は結局、日本がいけないのか、アメリカがいけないのか、はたまたドイツは悪くないのか・・・なんて考えている。
質問も多くなってきた。
主張を交えないで、事実を伝えていければと思っている。



ひめゆりの塔から玉泉洞まではひじょうに近い。
今は「おきなわワールド」という名称で、鍾乳洞、へび博物館、民芸館・おみやげ館等が複合した立派な施設になっている。

大太鼓を叩かせてもらった。






沖縄の陽射しは強烈で、正月というのに25度ぐらいある。
その強烈な日差しにレンズ性能も追従できないほどなのだ。
半逆光では、たまにこんな風に写るのだ。
もしかしたら、レンズだけではなく、CCDにも異変が起きるのか!?
まるで50年以上前のノンコートのズマールで撮ったようだ。



ハブのショーを見た。
ハブの紹介の前に希望者はニシキヘビ(ボア?)と写真を撮れますよ。という時間があった。
動物好きの長男は恐れながらもヘビに触れて喜んでいた。
次男は一人で席に残り、義母は最後列の席で待っていた。

私も実は初めて大型のヘビに触った。
ぬるっとしているようで、湿り気が残らない不思議な感触だった。


太鼓の演奏(エイサー)を見た。
10人ぐらいの男女の若者が叩きながら踊るのだが、予想以上に素晴らしかった。
長男は太鼓なんてつまらないはず! と主張していたが、食い入る様に見ていた。
ひじょうに激しくアクロバティックな演奏と踊りで、シーサーも激しく乱舞する。
ちなみに激しい踊りなためかスーパーエイサーと名付けられていた。
ここに来たら見るべき。

次男も集中して見ているため、口が開いたままだ。



お土産屋さんで休憩。
試飲コーナーで冷たいお茶を飲ませてもらっているのだが、次男は3回も御代わりをおねだりしていたので、さすがに恥ずかしいので女房が止めていた。
これも性格か?



「おきなわワールド」敷地内の玉泉洞に入った。
昔から知っていた場所だが初めて入った。
ほんのちょぼちょぼと歩く短い鍾乳洞だと思っていたら大違いで、
日本で二番目に長い鍾乳洞(全長5キロ)で、30分以上はかかる長い長い鍾乳洞であった。(歩ける部分は1キロぐらい)
ちなみに日本で一番長い鍾乳洞は岩手県の安家洞(アッカドウ)でその全長は12キロ以上だそうだ。さらにちなみに世界レベルでは、ケンタッキー州のマンモス洞でその全長は800キロ!らしい。









鍾乳洞の中にヘビが!
ハブだったら怖い。



敷地内に登り窯もある。
実際に焼き物を製作している。



古民家も多く移設されており、なかなか楽しい観光スポットに仕上がっている。
お勧めである。

SONY α100、タムロンA09, ZOOM17-35/F2.8-4.0D
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沖縄旅行01 またまた那覇へ

2008-01-09 | 旅行
年始は沖縄へ行った。
去年の正月、GWに引き続きだ。
今回も本島である。



1/3日は天気もよく、羽田空港から富士山がクッキリ見えていた。
左の747が搭乗する飛行機。

長男が半月も前から飛行機に乗りたくない。船で行きたい。沖縄は嫌だ。
と騒いでいた。もう数回も乗っているのだが、落ちるのではないかと
心配で仕方がない。
航空機が一番事故率が低いと説得する日々だった。
自動車は危ない、自転車はもっと危ない。町を歩いているのもすごく危ない。
いろいろ話をして、やっとのことで羽田まで連れてきたのだ。
それでも自分だけで座るのが怖いという。
彼は客室乗務員に「飛行機は落ちないの?」と自分で聞いた。
彼女に絶対に落ちない。と言われてようやく納得して、一人で座って
シートベルトをした。
やれやれ。第三者の意見は素直に聞くらしい。
一方次男坊はまったく怖がらないで、一人で座っている。
性格の違いだ。



窓から見る富士山や風景も非常にクリアーだった。
冬で、排気ガスも少ない正月ならではだ。
地形の様子がよくわかる。




伊豆半島と駿河湾。



靄がないので南アルプスや清水港もクッキリ見える。
長男は水平飛行になってからは余裕が出て、一緒に下界の風景を楽しんでいる。



沖縄本島にさしかかる。
写真の一部がぼやけているのはジェット噴射のせいである。
そのせいか、ミニチュア模型のような風景。
自然に本城直季風の写真になってしまった。




毎度毎度の那覇自衛隊。




さて、今回もレンタカーを借りる。
空港から20分ほど移送され、豊見城(トミグスク)に最近できた「あしびなあ」という大規模なショッピングセンターに到着。
その一角にあるこれも昨年11月にオープンした大規模なオリックスレンタカーで車を借りる。
まるでアメリカ西海岸かハワイの風情である。

借りた車はトヨタ・カローラのX。
走り出した途端、ハンドルもアクセルもシートもサスも我家のザフィーラの10倍も軽く、柔らかく、驚く。
シートは腰がないので5分で腰痛になりそうだったが、何とか調製して騙しだまし走る。ハンドルとアクセルの軽さは許せないぐらいだが、これもすぐに慣れる。
日本車って、やっぱり基本的な操作感は変わっていないのだな。
これはこれで楽だし、女性でも老人でも運転できるのはある意味考えられていると言える。
いや、5歳の子供でも運転できるだろう。
世界中の誰でもが運転できる車なのだ。だから売れる。
ドイツ人はおよそ考えないことだろうと思う。


ただ2センチぐらい踏んでも急に反応するアクセルはいただけない。
運転手以外の人間の頭がカックンカックン動いて、酔いを誘発する。
それと旅行していて不便を感じるのは、外から開けられないトランク。
なんで国産車はここを変えないのだろう。不便極まりない。
何か理由があるのだろうか?

私が欧州車が好きなのは、こういう普段使いがよいところなのだ。



写真はレンタカーで南部に向かう途中の廃バス。




行きたかった食堂ちなーさんは休みだった。
1/3日なので、食堂はほとんど休みで、昼食のために、ひめゆりの塔へ向かう。
観光スポット(と言ってはいけないかもしれないが)なら営業してるだろうと。


SONY α100、タムロンA09, ZOOM17-35/F2.8-4.0D

コメント (4)
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