ひめゆりの塔は今更説明するまでもないが、沖縄本島の南部、糸満市等には戦災の後が残る。
今回の旅行では子供達に、戦争って何だ、アメリカと日本は戦争して今はどうなんだ、米軍基地って何だ、兵器って、ということ等を教えることにした。
つい最近までは戦争は戦いごっこの延長のように思っていた長男だが、今はかなり理解が進んできていて、第二次大戦は結局、日本がいけないのか、アメリカがいけないのか、はたまたドイツは悪くないのか・・・なんて考えている。
質問も多くなってきた。
主張を交えないで、事実を伝えていければと思っている。
ひめゆりの塔から玉泉洞まではひじょうに近い。
今は「おきなわワールド」という名称で、鍾乳洞、へび博物館、民芸館・おみやげ館等が複合した立派な施設になっている。
大太鼓を叩かせてもらった。
沖縄の陽射しは強烈で、正月というのに25度ぐらいある。
その強烈な日差しにレンズ性能も追従できないほどなのだ。
半逆光では、たまにこんな風に写るのだ。
もしかしたら、レンズだけではなく、CCDにも異変が起きるのか!?
まるで50年以上前のノンコートのズマールで撮ったようだ。
ハブのショーを見た。
ハブの紹介の前に希望者はニシキヘビ(ボア?)と写真を撮れますよ。という時間があった。
動物好きの長男は恐れながらもヘビに触れて喜んでいた。
次男は一人で席に残り、義母は最後列の席で待っていた。
私も実は初めて大型のヘビに触った。
ぬるっとしているようで、湿り気が残らない不思議な感触だった。
太鼓の演奏(エイサー)を見た。
10人ぐらいの男女の若者が叩きながら踊るのだが、予想以上に素晴らしかった。
長男は太鼓なんてつまらないはず! と主張していたが、食い入る様に見ていた。
ひじょうに激しくアクロバティックな演奏と踊りで、シーサーも激しく乱舞する。
ちなみに激しい踊りなためかスーパーエイサーと名付けられていた。
ここに来たら見るべき。
次男も集中して見ているため、口が開いたままだ。
お土産屋さんで休憩。
試飲コーナーで冷たいお茶を飲ませてもらっているのだが、次男は3回も御代わりをおねだりしていたので、さすがに恥ずかしいので女房が止めていた。
これも性格か?
「おきなわワールド」敷地内の玉泉洞に入った。
昔から知っていた場所だが初めて入った。
ほんのちょぼちょぼと歩く短い鍾乳洞だと思っていたら大違いで、
日本で二番目に長い鍾乳洞(全長5キロ)で、30分以上はかかる長い長い鍾乳洞であった。(歩ける部分は1キロぐらい)
ちなみに日本で一番長い鍾乳洞は岩手県の安家洞(アッカドウ)でその全長は12キロ以上だそうだ。さらにちなみに世界レベルでは、ケンタッキー州のマンモス洞でその全長は800キロ!らしい。
鍾乳洞の中にヘビが!
ハブだったら怖い。
敷地内に登り窯もある。
実際に焼き物を製作している。
古民家も多く移設されており、なかなか楽しい観光スポットに仕上がっている。
お勧めである。
SONY α100、タムロンA09, ZOOM17-35/F2.8-4.0D