日曜日の朝、新橋で知人に会って、駅で別れる。
知人達はモノレールに乗り換えて羽田空港から徳島へ帰る。
私は都営浅草線の新橋駅に行くが、そのまま帰宅するのはもったいないので、逆側に行こうと思う。
押上方面のホームに居ると、たまたま、アクセス特急が来た。
これは北総線、アクセス線を経由して成田空港に行く通勤タイプの無料特急だ。
このアクセス特急は滅多に来ない。
40分~1時間に1本ぐらいしか走っていないのだ。
アクセス特急は京成3050形か京急新1000形が主に充当される。
というのも120km/h走行を行うので、車種が限定されるのだ。
やって来たのは王道のアクセス線用にデビューした京成3050形だ。
青色の京成といえば通じるか。
成田空港に行く際は、京成本線経由でも行ける。
成田スカイアクセス線経由が今のメインルートになる。
160km/hでぶっ飛ばすスカイライナーに乗らなくても120km/hで走行するから割と速い。
おまけにJRのNEXと時間は変わらず、半額以下の4割ぐらいになる。(まあ指定席ではないけれど)
JRのNEXを利用する価値は新宿や横浜などの遠方から直行したい場合に限るだろう。
実はアクセス特急に乗りたい理由は他にもある。
途中の成田湯川駅で降りて、目の前を時速160km/hの猛烈な速度で通過する京成スカイライナーを見たいのだ。
これは鉄道ファンの密かな夢なのである。
それを叶えるために、ちょうどやってきたアクセス特急に飛び乗った。
おまけに京成3020形は運転席の後ろが座席の神席仕様なのである。(実は京急の1000形が神席なし。)
無料特急が有料特急に抜かれる。
北総線で都営の新型5500形とすれ違った。
先日始った北総線内での試運転だ。
いよいよ京急や京成、北総への直通運転が始まる。
割とスクープ的な写真である。
アクセス特急は120km/h運転。
北総線から千葉ニュータウン線にかけては、敷地が非常に広く、複々線以上の余裕度がある。
いろいろな経緯からそうなってしまった。
そして今はその敷地にはずっと太陽光パネルが置かれている。
発電所という名称になっている。
まあ、笑っちゃうけどね。
速度制限が駅の端に書かれている。
成田湯川駅で下車。
成田湯川駅は想像通りの静かな駅だった。
なにせ乗降客数は1300人ぐらいだから、かなりのローカル駅だ。
駅自体は新幹線の地方の駅に似た感じで近代的だが、周りがまだまた山や森で、これから家が建つ感じ。
近くにJR成田線(我孫子支線)が走っているが、連絡駅は無い。
いつかできるだろうな。
そもそも、もともとは成田新幹線の用地だったルートだから、線路周辺も余裕があって、開発中の雰囲気があり、
懐かしい気がする。(私はニュータウン造成中に入居した人生。)
成田湯川に停まる電車はアクセス特急だけで、40分間隔ぐらい。
各駅停車は東京寄りの一つ前の印旛日本医大までしか来ない。
成田湯川駅の空港寄りには複線から単線へのポイントがある。
その先は単線になって、JRの単線と並走する構造だ。
成田湯川駅の北側には千葉北道路の建設現場が見える。
ここは有料高速道路の区間だろう。
信号機がすごいのだ!
上りのアクセス特急。
待合室から白いジャンボを見る。
駅ができる前から、ここは京成系バスの車庫。
(つづく)
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)
AF4.5-5.6/75-300mm(LA-EA4経由)