大垣で養老鉄道を見る。
もはや大垣は北陸ではないが、一連の旅行なので、そのままにする。
養老鉄道に関しては元近鉄であることは有名だが、その後の変遷はややこしいので、
ここでは書かない。
車両は元近鉄ばかりで、1067mmの標準軌ゆえ、近鉄名古屋線の広軌から移動した車両は
台車を交換している。
近鉄南大阪線は標準軌ゆえ、そのままの場合が多い。(交換はある。)
そして今回、養老鉄道を訪問必須にしたのは、東急7700系が15両も移籍して、
従前の近鉄車両15両が廃車になるからである。
そして、近鉄ファンでありながら、全線を乗っていないから。
なので、全線、運転室の後ろに居たのであった。
モ601(旧モ1656)-サ551(旧サ6152)-ク501(旧ク1751)
3両編成はトイレ付。
モ606(旧モ6857)-ク506(旧モ6858)
元南大阪線から来た車両。
大昔の南大阪線のラビットカー塗装になっている編成。
ホロ枠が撤去されているから、近鉄のイメージとかなり違っているけれど。
ラビットカー。
モ610形(旧モ1800形)+ク510形(旧ク1900形)
ホロ枠があるので近鉄っぽい。
まずは揖斐方面に乗る。
実は揖斐方面は乗客が多いのだった。
向うに撮影している人が見える。
通勤通学で利用客が多い。
今までの北陸の私鉄に比べて、急に都市圏の感じがある。
終点の揖斐駅。
回りには何も無いが、高校生の利用は多かった。
養老線の終点。
桑名からは57.5kmとなかなか長距離路線だ。
最果て。
昔は離れてはいるが、名鉄揖斐線の本揖斐駅もあったのだが廃止されてしまった。
割と立派な駅。
いい雰囲気だ。
一旦は出たが、次の編成はかなり待たねばならないので、同じラビットカーカラーで大垣に戻る。
ドアを見ると、ああ、近鉄だなあ。と思うものだ。
大昔からドアの窓が大きいのが特徴的だ。
大垣に戻る。
610系613F大垣市制100周年記念号 がいた。
これは市長の絵なのかな?
青とオレンジの珍しい2本。
ク520形+サ560形+モ620形の621F。
620系は南大阪線から来た編成。
6000系なので尾灯の形状が違う。
614F
廃車の案内。
さっそく廃車対象の623Fが来た。
他にも撮影している人が何人かいた。
東急7700系に変わるのだ。
近鉄は20,720 mmの長大な車体と4ドアの完成された車体で、東急の18m3ドアに変わってしまうのは
後退ではないかとも思うのだが、7700系は大改造されてVVVFインバータ車で省エネであること、
車体は1960年代の古いものだがステンレスということで交換される。
今後30年使うという計画だが、80歳になるという前代未聞の長寿になる。
果たしてあと30年もつだろうか?
(つづく)
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)
AF4.5-5.6/75-300mm(LA-EA4経由)