ジューシィ・フルーツというバンドを知っているのは50歳から上ぐらいだろうか?
1980年デビューで当時一世を風靡したニュー・ウェイブ系のバンドで、
最初のシングルの「ジェニーはご機嫌ななめ」は大ヒットした。
裏声っぽく歌う曲だし、ピコピコサウンドだと思っていたら、
近田春夫さんとも近いのだった。
オリジナルメンバーでドラムの高木利夫さんは、最初はどるたん率いる「不思議なバレッツ」でドラムをやっていたので
知っていたのであったが、最近は出させてもいただく新橋ZZ⇒二子玉川Geminitheaterでスタッフをされたりもしているので、
よくお会いする。
今回は地元友人も昔ファンだったため、逆にお誘いを受けて、他の地元メンバーも一緒にジェミニシアターに行ったのだ。
会場は満員。
年齢層は想像通りだが、サウンドは結果から言えば、めちゃくちゃカッコいいロックンロールで、特に
コーラスが素晴らしく、曲調もニュー・ウェイブではなく、ロックや60年代のコーラスが巧いロックバンドという感じで、
もう最高であった。
これは次回も行きたいと思った。
イリアさんは相変わらずギターも歌も上手いし、MCが面白い。
ピンクのギターとミニスカートは当時のまんま。
男性の4人も全員歌がうまいのが強力な武器。
全員が常にバックコーラスをする。
だから爽やかでもあるのだ。
演奏もすごいし、言うこと無いバンドだと思う。
正式に再結成されて、昨年は新譜も出し、現在ツアー中だ。
(つづく)
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)