日本で最も小さなアーケード。
数件のお店と休憩所兼図書室。
一番奥は中庭。
アーケードの前は路面電車の走る通り。
少女のお父さんがアーケードの所有者。
お母さんは早くに亡くなってしまった。
お店とお客さんのやりとりの短編集で、そこに主人公の少女がからんでいるお話。
少女は少しずつ大きくなって、お父さんも亡くなって・・・
この最果てアーケードで生まれて大人になる少女のお話。
小川洋子はなんだか良いよね。
裏切らない。
最初に読んだのは当然に「妊娠カレンダー」だった。芥川賞を取った。
ただし、生死に関する独特な感性は感じるかな。
まったく知らなかったけど、今wikiを見たら大学の同学年であった。へえ。
小川洋子は時々読むと良いのだ。
裏切らないから。
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