カメラ雑誌「日本カメラ」が休刊。会社清算のため
株式会社日本カメラ社は4月15日、月刊誌「日本カメラ」の休刊を発表した。4月20日発売の2021年5月号(通巻964号)が最終号となる。同社...
デジカメ Watch
今日は衝撃的なニュースが駆け巡った。
写真総合雑誌の「日本カメラ」が休刊で、会社が4月30日に会社清算というニュース。
会社清算なのに雑誌が休刊というのはなんだかおかしいが、これは廃刊ということだろう。
どこかが引き継ぐともニュースになっていない。
73年間刊行、通巻964号だそうだ。
通巻1000号までもう少しだった。
昨年はアサヒカメラが廃刊になった。会社は朝日新聞社だから残っている。
アサヒカメラは94年だったそうだ。
「カメラ毎日」は1954年創刊で、1984年4月号で廃刊。通巻379号までだった。
私が若い頃の写真3大誌は全部終わってしまった。
残る写真系雑誌は、基本はカメラ雑誌。
作品よりもカメラが中心。
「フォトコン」誌は写真のコンテスト応募雑誌で、中高年の自慢大会であって、ちょっと違う。
「フォトテクニック」誌は若い女性のポートレート専科であって、撮影会雑誌みたいな感じで違う。
その他はカメラの紹介が主体。
プロカメラマンが作品をページいっぱいに数ページ発表する雑誌は全滅してしまった。
日本の写真文化を後世に伝えるものが無くなってしまった。
どうすればいいんだろう。
私が、もし大会社の社長だったら、編集部を買収してる。
赤字でも残すべき文化。
政治家が飲み食いするんじゃなくて、こういうところに資金を供給して欲しいものだ。
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