世界貿易センタービル その１

浜松町は再開発の最中。

今までは高層ビルと古い街の混交の街で、特に大門側は古い雑居ビルも多く残っているが、一気に再開発が進む。

世界貿易センタービルは街の中核として君臨してきたわけだ。

1970年3月に竣工して50年経った。

もうじき建て替えになるのだ。

それまでの高層ビルは霞が関ビルで36階建て。

映画にもなったエポックメイキングなビルで、映画で印象的だったのは初めて採用されたH形鋼。

貿易センタービルはそれを5m抜いて、日本一の40階建てとなった。

翌年に、新宿京王プラザビルが47階建てて一位となった。

その辺のことはよく覚えている。

高層ビルマニアになってしまったのだ。

この貿易センタービルはとてもお世話になった。

浜松町のもう一つの高層ビルの東芝ビルに長い間勤めていたのだ。10階だった。

今は所有が東芝から野村不動産に移って、来年にツインタワーに立て替えられる。

当時の銀行や飲食店は貿易センタービルにお世話になったのだ。

春までに解体工事がスタートするようなので、とにかく行ってみた。

そして40階の展望室にも行った。

貿易センタービルに付属するモノレールの浜松町駅。

新橋から東京まで延伸する予定だが詳細が決まっていないので、この場所はどうなるのか不明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貿易センタービルも多くのテナントが抜けて寂しい感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

とても静かだ。

壁が豪華な時代。

 

 

 

 

 

 

 

 

うわああ、懐かしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

壁の豪華さと、時計が1970年を想起させる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展望台はあと20日で閉鎖。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういうボタン式も古いかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新橋側をのぞむ。

右端には密かに185系が走ってるのが見える。

こちらもビルとほぼ同じ3月に引退だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時に4列車はなかなか無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右端の東芝ビルで働き、人が増えて、最後は左の海際のスズエベイディアムでも働いた。

懐かしい地区だ。

真ん中右側は東京ガスのビル。

 

 

 

 

 

 

 

芝離宮恩賜公園を真上から見る。

 

 

 

 

 

 

 

首都高。

汐留出口だ。

 

 

 

 

（つづく）

 

 

SONY α7c、FE4-5.6/28-60、SONY 75㎜－300㎜/F4.5-5.6