YOKOHAMA BAYSIDE BLUEは横浜駅から山下ふ頭まで海際を走っていく。
高島町、パシフィコ横浜、みなとみらい、大さん橋、山下エリア、中華街、赤レンガ倉庫、山下公園のあたりという美味しい場所を通る。
どこも整備されて綺麗な湾岸都市だ。
でも、本当は怪しくて汚くて悪い港湾都市時代が好きだった。
40年前の学生時代はよくそんな港町によく行った。
あちこちに貨物線、引き込み線があって、謎めいた物資や倉庫がたくさんあった。
古い倉庫の裏側を歩いても何も言われなかった。でも怖かったけど。
夜にも行った。
なんだか松田優作が走り出てくるようなそんな港町だった。
綺麗な横浜はつまらない。
残ったほんの一部の古い建物や裏通りを散策しに出かけなければならない。
ほんとに100%作られた町に変わってしまいかねないから。
バスは横浜駅のバスターミナルには到着しない。
改札口前という駅の傍に到着するのだ。
コロナが終結して、たくさんの人が乗るようになることは祈りたい。
超立派な待合室。
実物大?のガンダム。
長さ18mは京急の電車と同じ長さ。
大正元年(1912)に建造された貨物線(横浜臨港線)の「新港橋梁」。
横浜市認定歴史的建造物として保存されている。
でも見ると貨物線が無くなったことを思い出して悲しくなる。
昔は山下公園の高架にも貨物が走っていたんだよなあ。
貨物のヤードがあって、歩くのが憚られる場所だったんだけどねえ。
横浜駅改札口前に到着。
楽しかった。
今の横浜を容認しないといかんのだよなあ。
怪しい街がどんどん減っていく。
本牧も横須賀も川崎も。
まあニューヨークもシカゴもサンフランシスコもロンドンも同じなんだが・・・
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