鉄道ピクトリアルは1951年の創刊で、鉄道一般紙では最も歴史が長い。
(実は鉄道模型の『鉄道模型趣味』は1947年と戦後すぐの創刊で最も長い。)
年に2回ほど、臨時増刊号として、主に大手私鉄特集を出すのだが、
それはもはやすごい権威の臨時号で、執筆もその大手私鉄の各部門の人だったりもする。
内容はかなり専門的で、最も詳細だ。
1970年から数えても100冊近い私鉄特集がある勘定だから、大手私鉄が14社から16社としても
5回ほどは特集号が出るイメージになるが、なぜだか京急特集はたぶん4回目だ。
そして、なぜだか1冊見当たらない。
1980年増刊の800形を表紙にしたものが行方不明。
前回からは実に19年ぶりの特集だ。(エアコンが壊れたのが17年ぶり)
京急は人気が高いだけに鉄道界の不思議のひとつでもあるスパンの長さ。
私がすぐに発見した京急特集は写真の3冊だ。
左が古く、右端が7月25日発売のものだ。
そして、左端の京急特集を見ると、なんと、私鉄1社の特集の第一号なんだそうだ。
最初の一冊を京急にしたのは、趣味性の高さや、関東最初の電気鉄道だからと言うことだ。
ちょっと比較してみる。
左:1970年10月臨時増刊 94ページ 430円
中:1998年7月臨時増刊 262ページ 1640円
右:2017年8月臨時増刊 316ページ 2300円
時代の流れを感じるなあ。
しかし、1970年10月号を大切に保管してる私も私だ。
そして1980年9月臨時増刊号はどこに行ったのか?
(貸して戻っていない場合が往々にしてある。)
今度、ちゃんと数えてみるけれど、パッと見ると近鉄特集が多いなあ。
近鉄特急なんて臨時増刊もある。
SONY α7Ⅱ、Canon New FD 28mm/f2.0(マニュアルフォーカス)