東横線の各駅停車に主に乗っているが、急にメトロの17000系が増えてきた。
17000系は最初に日立製の10両編成が西武線、有楽町線をメインにスタートした。
東横線の各駅停車は8両編成で短いので、東横線では10両編成は優等列車だけ。
でも近畿車輛で8両編成が完成してどんどんやって来た。
既に6編成が走っているらしい。
11月に入ってから入線したバリバリの新車だ。
17000系の第6編成は入線して4日目。
都立大学から自由が丘の勾配を降りていく。
450㎜にクロップして撮った。
17000系はこの7000系と世代交代で入線しているので、こちらの7000系は急速に引退する。
ドアがホームよりも6㎝高いので、バリアフリーでない。
下りるときはつんのめるので、意外に困る。
ガンダムファクトリーのヘッドマークの編成も走り始めた。
東武の9000系は110㎞で走ってくると、ものすごい風圧で、ホームドアも「バン!!!」とすごい音がする。
額縁型の先頭車は高速向きではない。
17000系は静かだし風圧も感じない。
引退が近いんだけど、運転席の後ろからの眺望もほぼ絶望的な車両だし、
エアコンも効かないし、乗ると普通な電車でもある。
しかしデザインが良いのでなくなるのは残念。
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
さて早稲田大学界隈のラスト。
歩き回ってお腹が空いて、南門通りを歩く。
懐かしい店があったら入ろう。
最初に通った高田牧舎は1905年創業で116年もやっている店だが、
昔のような洋館の洋食屋ではなくピッツェリアに建替えられていたのでパス。
ちょっと歩いたところにあるキッチン南海に入る。当時からあったから。
文学部にも寄るが、もはや知らない場所ってほど変貌している。
キャンパス内にはスターバックスもあり、お洒落。
文学部を中心とする戸山キャンパスを出て、学習院女子大学を回り込んで、西早稲田駅まで行く。
以前は学習院女子短大だったのだが4年生に変わったのである。
隣は都立戸山高校だ。
高田牧舎は最も古くからあるレストランだろう。
大学生当時は洋食屋であった。
浪人生時代、祖父が私の部屋に住んで居たことがある。
昼間は犬と一緒に過ごしていた。
祖父は東大を目指して早稲田の政経に入ったというよくあるパターンだったのだが、
バンカラな早大が好きだったようだ。
秋田弁で言う。
「はずくん(はじめくん)、親戚などは慶応ばかりに行った。早稲田は一人しかいない。
だから、はずくんには早稲田に行ってもらいたい。」
僕は早慶のどちらでも良かった。
見学に行った日吉は気に入っていたし。
でも直系の長男だ。祖父の願いを聞こう。
という顛末である。
私は慶応か上智か立教か青学に憧れてたのだ(笑)。
そんな祖父を連れて高田牧舎に洋食を食べに行ったのだった。
すごく喜んでいた。
そんな笑顔を見せられたらねえ。
だから高田牧舎は思い出の店なのだ。
でも2016年に建て替えられてイタリアンレストランになってしまっていた。
で入ったのはキッチン南海。
創業48年。
神保町の本店からの暖簾分けで、現在も18店舗ぐらいあるそうだ。
総本店は最近、閉店している。
学生街の洋食屋という感じ。
いかにもな感じが良き。
穴八幡宮。
文学部。
スタバが中にある。
月が見えてる。
スポーツミュージアムは今回は行かず。
次回だな。
応援団もここに入ってる。
応援部が入ってるビルにある。
西早稲田へ向かう。
学習院女子大も広い。
延々とレンガの壁が続く。
西早稲田駅近く。
道路を隔てて早稲田大学理工学部もある。
右隣は名門、都立戸山高校。
(おわり)
大隈講堂は私が学生の頃は、中央大学から借金をして、その抵当に入っていたと噂されていた。
それぐらい早稲田にはお金が無く、中央大学は金持ちだったということだった。
真相はわからないが、その後は、余資運用で資金が増えたなんて噂もあった。(主に国債だというが、国債で金持ちになれるとは思えんなあ。)
今は、補欠を取ると助成金がカットされるので、定員しか取らなくなり、激しく難しくなったという噂もある。
いずれも真相は不明だw。
この写真こそ何千万枚も撮られてるだろう。
当時、たとえ中央大学の抵当に入っていても(笑)。
キャンパス間をつなぐシャトルバスなんてのがあるんだな。
本庄まで行くバスもあるらしい。
昔は理工学部まで歩いていた。
体育が理工学部だったのだ。
この赤いバスは絵になるな。
しかし何でエンジ色じゃないんだろうな。
運行は西武バスらしい。
この建物は派出所ではなかったかな?
なんだかニューヨークのような風景だな。
なんだかお洒落で早稲田らしくないw。
大隈庭園。
ここは昔は無料駐車場だった。
成文堂は昔からある。
ここも古い。
大隈通りを歩く。
金城庵はゼミの忘年会とか、先生の何とかとか、そんな時に使った。
紅葉の季節だねえ。
南門通りをいく。
お腹が空いてきた。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
キャンパス内を散策し、大隈重信に久しぶりに会い、演劇博物館の方に歩くと、
その手前右隣に国際文学館があった。
村上春樹ライブラリーである。まだ予約が取れないから入れない。
まあ、いつか入れるだろう。
古い建物は博物館などになってるんだな。
各学部は高層ビルになっているので、余裕があるのだろう。
羨ましい限りだ。
私の頃は部活、サークルがテーブルで並ぶラウンジしか行く場所は無かったのだ。
この構図は一体、何百万人の人が撮ったろうか。
いや、何百万人どころではないだろうな。
大隈重信の銅像は銅像としての出来が良いよね。
この銅像は、恐らく、上野の西郷さんに並んで多くの人に撮影されてるだろう。
あっ、渋谷のハチ公の銅像もだな。
学生の頃、この銅像に潜りの私服警官が縛り付けられて、晒し者になってたことがあった。
まだ学生運動が残っていたのだ。
機動隊が大量に入り込んだこともあった。
そういう時はロックアップということで、試験が無くなって嬉しくもあったのだ。
大隈重信像はいろいろな事件や運動を見てきたんだろう。
これが話題の国際文学館だ。
いつになったら入れるかなあ。
演劇博物館も中は素晴らしい。
美しいキャンパスだなあ。
でも当時のイメージは雑駁でワイガヤで、動きの激しい感じだった。
国際文学館。
こういう自習スペースがたくさんある。
羨ましい。
中は近代的で今風のスペースに変貌している。
こういう風景を見ると、その時は勉強したくなる。
公共学のゼミに入って、国鉄の在り方や分割を研究していた。
まだ分割前だったのだ。
その研究していた時代から数年後には本当に民営分割化された。
中曽根内閣だった。
ここは以前は何だったけかなあ。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
最近、高田馬場を散策したのだが、高田馬場だけで終了したのだった。
今回は村上春樹がキャンパス内に国際文学館というのを設立したので、それで思い出されて行った。
というのも、国際文学館は1か月前からの予約開始で、すぐに埋まってしまうので、まだ予約できていない。
いつかほとぼりが冷めたら行こうと思っている。
建物の外観ぐらいは見ようと思ったのが切っ掛け。
それにイチョウなどの紅葉も見れるかもという思いもあり。
長男のオープンキャンパスに行ったのが4年ほど前だったので、それ以来だが、
普段の土曜は静かだという想定もあり。
オープンキャンパスに行ったからどうかはわからないが、その後、受験では合格した。
でも行かなかったw。
副都心線を出ると、このマツダ。
いつものマツダ。
馬場口の交差点。
この地下で、メトロ東西線とメトロ副都心線は十字に交差さているのだが、駅は無い。
隣と近すぎるということだと思うが、駅を設置すればすごく便利だった。
懐かしい風景。
まだ古いお店も残ってはいる。
木造家屋も残ってはいる。
早稲田通りは飲食店が山ほど増えた。
古本屋が減ったかな。
路地が古い感じで好きな街。
古い店舗も使われている。
なんだか学生街の雰囲気を残す。
西早稲田の交差点。
ここから斜めに入ると西門。
横断歩道の正面は前野書店だったが昨年、閉店したそうだ。
店主は早稲田の空手部出身。
学生で賑わう路地へ。
土曜は静かだった。
門の近くにはなんと学生時代からお世話になった「三品」が健在だった。
この路地の手前に新しいキャンパスへの入口があって、通らなかったのだ。
早稲田の学生でここで食べたことが無い学生は皆無だろうと思う。
「赤カツ」というメニューをよく食べた。
今回はここには入らなかった。
学生がたくさん居たしね。
建物は古いけど、中はすべてリニューアルされて、あちこちが自習室のような自由スペースになっている。
どこでも勉強できる環境だ。
当時はそんな場所は無かったなあ。
商学部横。
紅葉が綺麗になりつつあった。
商学部前のメイン通り。
大学って感じで良き。
学生もたくさん居たし、近所の人も散歩してたし、母子で見学に来てるのも目立った。
キャンパスツアーも行われていたので団体で列になって、学生が案内していた。
たくさんの自習室では学生が勉強していた。
ここはコロナは関係ない感じがした。
私だって自由に入れるしね。
商学部の建物。
どの学部にも1階は大きなファミマと100人クラスのイートイン?!がある。
隔世の感があるな。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
渋谷の東急百貨店本店の裏にあるBunkamuraザ・ミュージアムにポーラ美術館コレクション展を見に行った。
ゆっくり2回見てしまった。
1900年前後のフランスに集結した画家の作品を集めた展覧会。
良いねえ、やっぱり。
絵画展は大好きだけど、フランスに関する絵は本当に好きだ。
特に気に入った絵を書いておこう。
クロード・モネ 散歩、サン・ラザール駅の線路、グランド・ジャッド島、睡蓮
ルノワール レースの帽子の少女、エッソワの風景、早朝
カミーユ・ピサロ エヌリー街道の眺め
アルフレッド・シスレー サン・マメスのロワン河、ロワン河畔、朝
ゴッホ ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋
アンリ・エドモン・クロス 森の風景
ピエール・ボナール ミモザのある階段
アンリ・マティス 襟巻の女
パブロ・ピカソ 葡萄の帽子の女、花売り、帽子の女
モーリス・ユトリロ シャップ通り、ラパン・アジル、ラ・ベル・ガブリエル
アメデオ・モディリアーニ C.D.夫人
キース・ヴァン・ドンゲン アンヴァリッドへの道
キスリング 花
マルク・シャガール 私と村、恋人たちとマーガレットの花、オペラ座の人々
が特に気に入った。
やはり、モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、シャガールは別格に思える。
日本人は特に綺麗な絵は好きだ。
フランス画家も日本の浮世絵は参考にしたらしいけど。
ルノワールの「レースの帽子の少女」。
アンリ・マティス「襟巻の女」。
会場に到着。
予約制。
Raoul DufyのParis
東急百貨店本店もBunkamuraも来年、建て替えになる。
東急本店7階の丸善・ジュンク堂は広大で何でもあって大好きなんだが。
今回も長い時間居て、本も買えた。
今日の渋谷はすごい人出であった。
本来の感じ。
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
小諸駅を出て、滋野駅周辺にはすごい断崖の風景があったりして、なかなか見ごたえがある。
千曲川の河岸段丘にあたる場所なんだろうか。
そして田中駅に着く。
ここは田中という有りそうで無い駅名。
全国の田中さんへというような看板もある。
長野県東御市で、実は友人の東君はこの辺に住んでるのだ。
もうすぐ上田駅に到着する手前で、スカ線色の115系編成を見た。
これは見に行かねばと思った。
あとで知ったのだが、この日が最後で、自走して長野駅北方の解体線に向かったようなのだ。
奇跡的に最後の雄姿を見ることができて感動。
場所は、しなの鉄道の本社の前の電留線なのであった。
駅に戻って上田電鉄に乗って、復旧した千曲川の鉄橋を見たいと思ったら、2分前に出たあとだった。
次の発車は1時間後!!
昼間は1時間に1本しか走っていないのであった。
諦めてしなの鉄道で長野方面に向かうことにした。
小諸を出たあたり。
千曲川の断崖の上に家が見えた。
滋野駅。
この辺の千曲川に沿った地形は面白い。
田中駅!
友人がここからクルマで行った場所に住み、奥さんは陶芸家である。
旦那は藝大出の設計士。
上田で急遽下車する。
上田ガス
しなの鉄道本社前に最終日となったスカ線色編成が居たのだ。
駅から歩くと10分はかかったな。
上田電鉄別所線は2分前に出発したところだった。
上田は言わずと知れた東急五島家の本拠。
標準色は2両編成できた。
ずっと運転席の後ろに立ったままで車窓見学。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60