ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

国鉄時代 原向駅周辺

2025-03-08 08:00:01 | 国鉄 足尾線
 No.174-18 1987.3.8 13:20 5792レ 80mm、F8-11、1/250sec

 国鉄末期に貨物列車の列車番号が幾度か変更になっています。 従来の 1792レ と同じ列車です。
 DE11-55号機。 きれいな車体ですが、足尾線内で貨物列車の牽引に使われていた機関車は、貨物扱い終了後 すべて除籍扱いになっています。



 No.259-13 1988.11.13 730D

 原向(はらむこう)駅 へと向かう上り列車の後追い写真。 光線状態が唯一理想的だったのが この時間の列車。
 散り残りの紅葉、日差しに染まるススキの穂。 斜光線に輝く線路。 たそがれ色の 晩秋の風景。



 No.261-3 1988.12.4 14:50 原向駅 35mm、F5.6、1/60sec (トリミングあり)

 渡良瀬川の対岸の地名が 原地区です。 その向こう側にある駅なので 原向駅。 乗降客は少ないですが、備前楯山庚申山 の登山口になります。



 No.62-14 1984.8.14 原向駅 40mm、F8、1/250sec (トリミングあり)

 この待合室の建物は、わたらせ渓谷鉄道へ移行後 建て替えられています。



 No.124-28 1986.3.23 15:41 730D 45mm、F4、1/125sec

 国道にバイパスができる前の、くねくね道から写したポピュラーな写真です。 雪景色は絵になります。



 No.124-29 1986.3.23 16:26 1794レ 50mm、F4、1/60sec

 この時代はまだ、昼間にヘッドライトを点けて走る習慣はありませんでした。 特にローカル線は 遅れてました。
 折角の蒼い風景なので、ライトが点いていれば、もう少し印象的な仕上がりになった事でしょう。



 No.218-15 1987.12.13 15:42 728D 45mm、F4、1/125sec

 この日の撮影でカメラを1台、壊してしまいました。 結露で基盤が腐食し、修理不能になりました。
 それでも、この1枚を撮れた事は 嬉しいのです。



 No.218-15 1987.12.13 15:42 728D

 上の写真をトリミングしたものです。 山の木々の ガラス細工の様になった、凍てつく風景。



 No.275-12 1989.2.24 12:38 723D 35mm、F4、1/125sec、ハーフグレーフィルター使用

 わたらせ渓谷鉄道 への移行を一か月後に控え、レールバスの試運転が連日行われていました。 タラコ色のディーゼルカーも そろそろ見納めです。



 No.119-5 1985.11.4 7:56 721D 50mm、F2、1/250sec

 群馬と栃木の県境、笠松トンネル。 写真にはありませんが、この右側に 馬車鉄道 の線路がありました。 岩壁をコの字型にえぐって作った 片マンプ と呼ばれる遺構を見る事ができます。



 No.101-26 1985.5.12 13:19 1792レ 38mm、F4-5.6、1/250sec、PLフィルター使用

 群馬県と栃木県の県ざかい、本川(ほんせん)取水堰より撮影。 河床工事をしている左側に、足尾ダムの放水口が見えます。 すぐ下流の右側には、沢入(そおり)発電所の取水口があります。
 足尾ダムの放流が始まると、水位がグイグイ上がります。 吞気に写真など撮っていると危険なのです。



 No.114-1 1985.8.25 14:44 グランドキャニオン号 80mm、F4、1/125sec

 民営化前の国鉄時代、貨物列車が3往復していたので ダイヤに余裕がなく、定期列車のダイヤのすき間を縫うように団体列車が走っていました。



 No.186-33 1987.5.17 13:32 トロトレイン 300mm、F5.6、1/60sec

 民営化後は貨物列車の廃止で ダイヤに余裕ができ、スピードの出せないトロッコ列車を ゆったりと走らせることが出来ました。
 トラを改造したトロッコ客車4両を客車ではさみます。 ディーゼル発電機を載んだ12系客車が使われる事が多かったですが、茶色い旧型客車が使われることもありました。
 トロッコ客車は板バネの2軸車なので 速度を出せません。 振動が大きく、石炭か鉱石にでもなった様な気分を味わえます。
 


 No.239-35 1988.5.14 14:52 725D 135mm、F11、1/60sec

 「作業中」の看板が建っています。 黄色地に黒のXマークは 警笛吹鳴指示です。 民営化から一年後に わたらせ渓谷鉄道 に移行する事が決まっていました。
 自動閉塞機 の信号ケーブルを線路脇に埋設するほか、使われていない電線や木製の電柱の撤去。 大きく枝を伸ばした樹木の伐採など、軌道整備が行われていました。



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