本日は愛宕・真福寺での「やすらぎ寄席」で、12月から3月まで連続で立川流の会。
今日もじっくりと話芸を堪能できた。
この会は3人の真打+前座と言う組み合わせで噺の内容も4人が協調して噺を作っている感じがとてもここちよい。
まぁあくまでも個人の主観ではあるが、自分だけ受けようとするアザトサを感じない、ここらへんが吉本漫才との違いかもしれない。
前座さん(笑王丸);「道灌」
典型的な前座噺らしいが、面白さはあるが上手さは未だ無い、これからこれから。
雲水師;「うどんや」
この噺を上方風で聞くのは初めて、寒い冷え込む夜中にうどんをすする仕草は上手い。
大変に失礼ながらこの師匠の「地獄八景亡者戯れ」とか「寝床」を是非聞きたい。
志遊師;「ねずみ」
左甚五郎が出てくる講談の様な噺、似た様な噺で「抜け雀」「竹の水仙」とか。
落ち目の宿屋に厄介になってお礼に自分の作品を置いて、それが元で繁盛する様になるという噺。
毎回感じるがこの師匠は風体で随分と得をしている感じがする、噺はもちろん。
談幸師;「明け烏」
最後のトリらしい噺、とても良かった。
今回は18人の観客で抽選の賞品が15個ということで急遽3個足して18個、つまりはハズレ無し。
尻から2番目で上の画像の焼き海苔を頂いた。
3月1日の「立川流三昧の会」もとても楽しみだ。
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