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日々の恐怖 2月7日 第一便(1)

2019-02-07 09:03:38 | B,日々の恐怖






 日々の恐怖 2月7日 第一便(1)






 8年ほど前、俺が高校生でまだ実家にいた頃のことだ。
夜中の2時近くだったから家族は全員寝てて、俺だけゲームやって起きていた。
すると玄関のチャイムが鳴ったような気がした。
 俺の部屋は階段をあがってすぐなんで、よく聞こえる。
それで、こんな時間に、

“ だれか来たんだろうか・・・?”

と思って降りていった。
そのときは怖いという気持ちはまったくなかった。
 行ってみると、玄関の曇りガラスの戸ごしに外にだれかが立っているようにも見える影がある。
 それで、インターホンで、

「 どなたですか?」

と尋ねると、やや間をおいてから、

「 ご当主様ですか?」

という声がしたような気がした。
 ハッキリ聞こえた訳では無い。
インターホンを使ってるんじゃなくガラス戸越しにしゃべってるんだけど、大声ではないし、掠れて小さく聞き取り難く、今思い出しても男か女かもわからなかった。














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2月6日(水)のつぶやき

2019-02-07 06:59:51 | _HOMEページ_

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