大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の恐怖 2月2日 持論(1)

2019-02-02 15:35:40 | B,日々の恐怖





 日々の恐怖 2月2日 持論(1)






 何年か前、友人二人と夜中ドライブした時の話です。
怖いと言うか、びっくりした。
 友人の一人Aはガチガチの理系で、
 
“ 物を見ると言うことは、つまりそこに光を反射するなんらかの物体が存在するわけで、人の目の構造上、特定の人にだけ見える光を反射するというものは存在しないから、霊能力者にしか見えないなら幽霊はいない。
いるとするなら万人に見えるか、万人に見えないはずだ。”

という持論を持っていて、それを俺ともう一人の友人Bが(二人とも文系で理科には詳しくない)、感心しながら聞いていた。
 その話のさ中、心霊スポットと言われる廃墟に通り掛かり、

「 Aの理論なら、目に見えない限り心霊写真なんか撮れないだろ。」

ということで、中で写真を撮ってみることになった。
 廃墟というのが廃業した病院らしくて、いかにもヤバイ空気だったんだが、さっきの話で勇気100倍な俺たちは、病室でB所有のカメラで写真を撮った。
 ただ、幽霊なんか撮れないと言っていても、怖いものは怖い。
万が一心霊写真が撮れたとき、写っていたくなかった俺がカメラマンで、被写体はAとB。

「 これで撮れたらAの面目丸潰れだな。」

と笑いつつ、その後の操作がわからないから、Bにカメラを返した。













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2月1日(金)のつぶやき

2019-02-02 03:02:02 | _HOMEページ_




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