正面入り口が大階段になっているという画期的な構成でびっくり。
ここは神戸市の中心部・旧居留地にある子供向けファッションストア「ファミリア神戸本店」。
ゆったりとした階段では、子熊(?)のようなファミちゃんがお出迎え。それも、よく見ると壇の上になるほど少しずつ成長した姿になっているのに気づく。
また、あちこちにファッショナブルな子供服が樹木に生えているように吊り下げられている。
階段の色は淡いベージュ、柱や脇の手すり白で統一されているだけに、服のカラフルさが際立つ。買い物客たちはこの階段を上がりながら洋服を選んだり、またちょっと腰を掛けて一休みする母子もいるようだ。
階段というものを、移動する場所ではなく「滞在する場所」に変えてしまったアイデアに感心した。