この街を歩いていて、特に気付いたのは家々の角や外壁に沢山の像が置かれていたこと。それも、イタリアなどでは建物の角に小さな祠を作って聖母像などを設置する形がみられたが、この街の像はとても大きく、しかも聖母像に限らずバラエティ豊か。
あまり詳しくはないもののドイツの他の街ではほとんど目立たなかったので、マインツ独特の歴史がそこにあるのかもしれない。
これはわりに一般的な聖母子像。
こちらも聖母子像だが、純白の像。
肩になにやら動物を背負った聖人。
女性ではなく男性が子供を抱えてる。
こんな風に像は大きな窓と同じくらいに大きい。
こちらはキリスト教とは無関係な王様の像。
これも聖母子像なのだが、足元にはたくさんの子供たちが。いや、子供じゃあない、家族なのかな。
これからハンマー投げでも始めそうな格好。
真っ赤っかな像も。
こちらは多分この地の王様。左手に持っているのはマインツ大聖堂のように思われる。
像だけではなく、ちょっと変わったものも見つかった。
植物に顔が描かれて、ウインドウ越しに街を見守る。
かと思えば、雨水管にも怪人がいた!
こんな風に、マインツは街中に像やイラストがあふれていて、東洋から来た異邦人にも優しく頬笑みを投げかけてくれていた。