新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

神戸旅⑩ 市役所フェンスには神戸の全体図と「海」「山」「街」の風景が展開されていた

2024-02-27 | 神戸旅

 神戸市役所本庁舎前のフェンスの4面にそれぞれの作品が描かれていた。

 東側のフェンスには、市中心街をイラストで表現したものがあった。前日に訪れたメリケンポートの広場やポートタワー、南京町、三宮の繁華街などが細密画のように記されている。

 よく見ると、子供たちの姿も各所に配置されているなど、いろいろ発見があった。

 北側の絵のテーマは「海」。かなり大胆にデフォルメされた海の一場面が展開されている。

 その左下には舌を出して今にも襲い掛かろうとするサメの姿も。豪快な海の様子を表現しているのかな。

 西側に回ると、こちらには「山」のテーマが。壁全体に緑が広がって爽やかさをイメージさせる。左端には野鳥が飛び、右下には青いアジサイなどの花が満開。

 さらにもう1つの面には「街」のテーマが展開される。

 風船を掲げて走る少女の、懸命で颯爽とした姿。楽し気な街での一コマがさわやかに描かれていた。

 

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神戸旅⑨ 三宮駅近くでは女性像が緑の野を飛んでいた

2024-02-24 | 神戸旅

 神戸の表玄関、三宮駅近くの通りを歩いていると、こんな壁アートに遭遇した。

 商店街の壁で、女性が風を受けながら緑の野を飛んでいる。それも横にかなり長く、全体を収めようとしても難しいほどの幅。

 大きく開いた手で風を受け止めながら、長い髪をなびかせて心地よさそう。「女神の飛翔」とでも名付けられそうな姿だ。

 横にずれて行くと、何ともう一人の女神が逆の方向を目指して飛んでいる。ほぼ同じ女性のようにも見えるが、それとも別人なのか・・・。

 こちらは周りの沢山の泡から連想して、海を泳いでいるような雰囲気を漂わせている。

 神戸の表玄関といっても、この通りは高層ビルの並ぶ中心街とはちょっと外れた場所で、突然の女神出現には結構なサプライズ感が満載だった。

 

 

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神戸旅⑧ 街のあちこちに描かれた壁アートを訪ねる時間を設けてみた。まずはメリケンポート付近

2024-02-20 | 神戸旅

 神戸では、あちこちに建物の壁面を利用した絵が描かれている。それを「ミューラルアート」と呼ぶらしい。そんなアートを探して歩いてみた。

まず最初に見つけたのが、メリケンポートにあったこの絵。女性の視線が鋭く、こっちを見つめているよう。ついつい引き込まれてしまう。

 全体を見ると、左に「LESS LIKES」右に「MORE LOVE」。「いいね」より「愛」を!と言っているように見える。

 そんな絵の前を家族連れが通った。そうだよね。これこそ愛だよね。

 その絵の隣にはこの壁アート。中央にニコニコ顔の張りぼてがいて、左右に三角帽とおむすび型がそれぞれにらめっこ。ほっこりする絵だ。

 パーク入口付近の工事現場の壁を利用して、神戸の街並みが描かれていた。

 細かく見ると、ポートタワーや海洋博物館、それに海に浮かぶ船など街の模様がかなり詳しく紹介されている。

 

 建物の並びは、昔週刊誌の表紙を飾っていた谷内六郎さんの絵を連想させる素朴さが感じられる。

 また別の壁面には、絵ではないが印象的な港風景が掲載されていて、神戸らしいロマンティックさが際立っていた。

 

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神戸旅⑦ 今年の干支は龍。南京町で龍探しをして見た。

2024-02-17 | 神戸旅

南京町には竜があふれている。

中国人にとっては龍は吉祥の印で、民族のシンボルでもあるようなので、当然ともいえる。

今年の干支はは辰年だし、この町で龍を探してみた。

 まず目についたのが、像になった龍。見事に上方を向いて上り龍になって行こうかという感じの姿だ。

 柱に巻き付いて吠えている、勇壮な龍。

 お互いに向き合っお見合い中。一見ユーモラスだが、舌のベロベロがちょっと不気味。

 こちらも店名を挟んで向き合う白龍。

 ムーンドラゴンは、愛嬌たっぷりでとってもユーモラス。

 シャッターにも立派な龍が描かれていた。

 こちらはちょっとペラペラ風であまり強そうじゃないかなあ。

 一方、立体的に構成されたこの龍は、いかにも強そうだ。

 これをかぶって遊ぶ、子供向けの龍なのかな。

 長安門の柱にもちゃんと龍様がにらみを利かせていた。

 ほんの十数分間気をつけて見ただけなのにこんなに見つけてしまった。南京町はまさに「龍の住処」だということがよく分かった。

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神戸旅⑥ 南京町はワクワクランド。楽しさと美味しさがたっぷり。

2024-02-13 | 神戸旅

 南京町は、横浜、長崎とともに日本三大中華街の1つ。神戸開港直後の明治初期に誕生したが、今は神戸観光の目玉となっている。

 町へは西側の西安門から入った。中国北宋時代の門がモデルになっているという。

 門の中央に「復光」という文字が書かれていた。これは大震災以前のものなので、震災からの復興を意味するものではなかっただろうが、妙に符合する気がする。後で調べてみると、中国語で失ったものを取り戻すという意味の「光復」という字があった。

 通りの両側にはランタンが下がって、華やかな雰囲気だ。東西270m、南北110m、この空間に100以上の店がひしめき合ってにぎやかだ。

 中央付近は東屋のある広場になっている。

 来来ちゃんと財財君が並んでお出迎え。ほっとする。

 店頭には、ちまきや肉まんなど食欲をそそる食べ物が並び、湯気を立てながら観光客を誘っている。

 通りの途中、パンダの大看板があった。中国原産の動物だから、中華街にはお似合いだ。

 一方、ある店の屋根の上にはスパイダーマンがいた。こちらは中国とは無関係だと思うんだけど。

 東端にあるのは長安門。西安門とは対照的に白い門。大理石でできているという。春節の今、この南京町も大賑わいなんだろうなあ。

 

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