帰りがけ、タンブルヌフのライトアップに出会った。ああ、ここもライトアップするんだ。
近づいてみる。建物の内部にも光源があることに気付いた。
少し斜めから眺める。堂々とした建築だ。ある意味大聖堂より風格がありそうな気がする。
ぐるりと回って大聖堂の正面側に来た。そこで見つけたのが窓の部分。外部が暗く、内部に照明が点いていたため。ステンドグラスの図柄が外側からはっきり見えるようになっていた。
ステンドグラスは聖堂の内部から見るもの、とばかり思っていたが、内部照明の点いた夜になればこんな現象も体験できることに初めて気づいた。
壁面も見事に黄金色。この大聖堂に使われた石は、ジョーモン石といってはちみつ色をした石材だ。従ってライトアップされると黄金に輝くのだ。思いがけないいろいろな発見をした夜だった。