
街並みは見事に白一色。

そこに外階段やバットレス(壁を支える外部の支柱)があることで、狭い道なのに変化に富んだ景観が展開する。

そして、花壇。

驚くのは、白い建物が実に丹念に清掃がなされており、どこも輝くほどの白さを保っていること。

聞くと、一定期間が経つと外壁の白ペンキを塗りなおすことが義務化されているという。市民こぞって街の美観維持に協力しており、主婦たちが毎日当たり前のように水拭きを欠かさないという。

時折抜けるような青空が顔を見せる。

中庭のような共同広場も見つけた。

バルコニーや手すりの鉄細工が、面白いアクセントになっている。

ガリバルディ広場に戻った。ここには門が残されている。旧市街の入り口だ。

その先にある家は、この街に特徴的な三角屋根。

さらに進むと、少しメインストリート風な通りに出た。

装飾を施した、歴史を感じさせる門構えだ。

ここはレストラン?夜になれば店開きしそう。
あちこちと歩き回り、すっかり白い街を満喫した。でも、昼の時間だったせいか、ほとんど人に会わなかったなあ。