大聖堂のライトアップを見ようと、夜に出かけた。
昼とは違う道を行くと、明かりの点いた細い階段に出会った。
1つの通りを曲がった途端、その奥に突然大聖堂の北塔が見えてきた。
黄金色に輝く塔は、周囲が暗い闇の中、しかも人通りの少ない小路のような空間の先にぬっと姿を現しただけに、圧倒されるような存在感を放っていた。
昼には天辺上って街を見下ろした塔。だが、今は全く別のもののようだ。しばし立ち止まって夜空に輝く大聖堂を見つめていた。
大聖堂にたどり着いた。以前話したように、中心部分は工事中で幕に覆われていたので、その部分は省いてのファザード撮影。
周囲を回ってこちらは南塔のある扉口。
扉口だけをアップしてみた。タンパン部分の細かな像の配列もわかるほど、綺麗にライトアップされている。
扉口全体を俯瞰してみた。
こちらも南扉口。装飾模様の形が光で強調されて美しい。
この後裏に回ってみた。青いライトも印象的。
やはりブールジュの大聖堂は、側面からの美しさにかけても他の大聖堂にも全く遜色のない素晴らしさだ。