この美術館で多分最も有名な作品。カルパッチョ作「2人のヴェネツィア婦人」。一時はこの女性たちは娼婦ではないかとされたこともあったが、後の調査で絵が2つに分割されたものの一部だとわかり、また娼婦ではないとの説が定着しているようだ。
この付近の窓からはカフェ・クワドリ側の広場が見下ろせる。ちょうど赤い服を着た子供たちの団体が広場中央を占領していた。
別室では企画展が開かれていた。風景画だが現実にはない想像上の風景が描かれている。これは夢の中のヴェネツィア。
霞の中の海の税関。
また、壁面にはさりげなく描かれたシルエット画が。飛ぶ天使。
更新する馬車の列。
戦う戦士たち。
こんな風にそれぞれの絵がシャンデリアの光で壁面から浮き上っている感じがとても面白かった。
黄金のガレー船模型もしっかりと陳列されていた。
一通り見終わって、館内のカフェに寄り、パニーニの軽い昼食。
カフェの場所は建物2階にあり、ちょうど大聖堂の真正面になるので、サンマルコ広場を見下ろすのには最高のポジションだ。
今日も本当に良い天気だ。あれ!空中に風船が・・・。