楽天はTBSを買収しなくて結果的によかったのではないか、とプロ野球の順位表を見ていてふと思いました。
横浜ベイ・スターズはTBSがオーナーです。
二球団のオーナーには重複してなれないというルールがあり、それも楽天のTBSを買収のネックになったようです。
ただ、それらを回避したとして、また逆に横浜ベイスターズだけ売ったとしても、この状況だと何を言われるかわからなかったですね。
セ・リーグ順位表
(2006年5月6日現在)
全 勝 負 分 勝率 差
巨人 31 20 9 2 0.690 0.0
中日 26 16 9 1 0.640 2.0
阪神 29 16 12 1 0.571 1.5
広島 29 11 16 2 0.407 4.5
ヤクルト 28 11 17 - 0.393 0.5
横浜 29 8 19 2 0.296 2.5
パ・リーグ順位表
(2006年5月6日現在)
全 勝 負 分 勝率 差
西武 33 20 13 - 0.606 0.0
ソフトバンク 34 18 15 1 0.545 2.0
日本ハム 34 18 16 - 0.529 0.5
ロッテ 34 18 16 - 0.529 0.0
オリックス 34 17 16 1 0.515 0.5
楽天 33 9 24 - 0.273 8.0
ちなみに楽天の前に買ったサッカーチームはJ2に降格して中位にいます。
J2順位表 (2006年5月6日現在)
チーム 勝点 試合 勝 分 敗 得点 失点 得失差
1 柏 28 13 9 1 3 22 11 11
2 仙 台 25 13 7 4 2 24 7 17
3 横浜FC 25 12 7 4 1 12 3 9
4 東京V 22 12 7 1 4 19 17 2
5 湘 南 19 13 5 4 4 17 19 -2
6 札 幌 17 13 5 2 6 15 14 1
7 神 戸 17 13 5 2 6 14 15 -1
8 鳥 栖 16 13 4 4 5 11 13 -2
9 水 戸 15 13 4 3 6 12 17 -5
10 愛 媛 13 13 3 4 6 10 16 -6
11 草 津 12 13 3 3 7 14 21 -7
12 山 形 10 12 2 4 6 12 19 -7
13 徳 島 10 13 2 4 7 10 20 -10
高くてもいいものを買おうというソフトバンクや、いいものを買って高く売って(資金回収して)しまおうという(本人は言ってませんが)村上ファンドと比較するとそれぞれの投資スタンスが現れていて面白いですね。
見方によっては三木谷社長は安く買える企業をみつける目利きなのではないか、とも考えられます。
楽天イーグルスだって新規参入コストは安かったようですから。
苦境に陥った会社を安く買う目利きに強力な再生チームが加われば企業再生ビジネスとしても鬼に金棒なのですが、楽天イーグルスやヴィッセル神戸の強化の方は今のところ苦戦中のようですね。
一説には採算を重視して金をかけなすぎ、ということも言われていますが、コストカットだけで収益が上向くビジネスでないのが難しいところだと思います。
PS こんな悪態ばかりついてると、現在大きく勝ち越しているタイガースが横浜にしっぺ返しをくらいそうですが・・・