今日はシネモンドでこれ観ましたよ。
キーパー ある兵士の奇跡 公式HP
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8d/c743a0e7815182ab5ff114c8ccb48b26.jpg?1611220941)
『イギリスの国民的英雄となった元ナチス兵のサッカー選手バート・トラウトマンの実話を基に描いたヒューマンドラマ。1945年、イギリスの捕虜となったナチス兵トラウトマンは、収容所でサッカーをしていた折に地元チームの監督にスカウトされる。その後、名門サッカークラブのマンチェスター・シティFCにゴールキーパーとして入団するが、元ナチス兵という経歴から想像を絶する誹謗中傷を浴びせられてしまう。それでもトラウトマンはゴールを守り抜き、やがてイギリスの国民的英雄として敬愛されるように。そんな彼には、誰にも打ち明けられない、秘密の過去があった。主人公トラウトマンを「愛を読むひと」のデビッド・クロス、妻マーガレットを「サンシャイン 歌声が響く街」のフレイア・メーバーがそれぞれ演じた。eiga.comより』
「タバコ」をかけたPK でゴールを守るバート。
どんなボールも止める鉄壁のキーパー。
その様子を収容所に商品を納めていた食料品店の主人ジョンが見ていました。ジョンは地元サッカーチームのオーナーで次の試合に負けると降格の危機。収容所の所長に袖の下(葉巻)を贈り、バートを連れ出して試合に出します。
初めの方は、ジョンは「収容所で強制労働させられる代わりにサッカーをさせてやる」という気持ち。「収容所の強制労働よりラクだろ?」と報酬を渡すこともしない。
チームメイトも「ドイツ人は敵だ」と受け入れられない。でも、一緒にプレイして勝ち進んでいくうちに段々と打ち解けていく。
反対はあったけど結局は祝福されてジョンの娘マーガレットと結婚し、マンチェスターFC に入団。
ここから順風満帆って話??なんだと思ったら、元ナチス兵という経歴を論われ、大きなユダヤ人のコミュニティがある地域だったこともあって、球団事務所には抗議団体が押しかける、試合に出れば地響きのようなブーイング。
でも真面目にコツコツと練習に励み、試合に出続けて結果を出してやがて受け入れられて、そして憧れの選手になっていく。
この後試合中に重傷を追ったり、大切な人との別れがあったりと辛いシーンもあり、サッカーを捨ててしまうのかと思ってしまったくらい。
でもふたたびピッチに立つ決心をします。その決心を促したのは収容所時代の軍曹、反目しあっていた相手でした。
バートがマーガレットとの会話で「サッカーもダンスも同じ」みたいに語るシーンがあって、その後の試合でマーガレットの方を見ながらゴールポストの前で突然くねくねと踊り出すバート。
観客は「何やってんだ!?」と呆れてしまうのですがマーガレットはうれしそうに笑ってる。好きなシーンでした。