前から一度行ってみたいと思っていたのが
三谷幸喜演出の舞台です。
今回はチェーホフの戯曲「桜の園」です。
どうした風の吹き回しか、ソバリエさんが行ってみようと言い出したので
チケットを買いました。
演劇鑑賞はすごく久しぶり、ソバリエさんは初演劇鑑賞だそうです。
チケット購入が遅かったので後ろの方だったけど
思ったよりも真ん中に近くて、席はまあまあというところ。
観劇の前に本も読んでいきました。
本で読むとロシア語の名前が覚えにくく
台本形式で書いてあるので分かりにくかった。
喜劇と書いてあるけど???本当に喜劇?みたいな・・・。
三谷さんの演出でどうなるのかと楽しみでしたが
わりと真面目に喜劇でした。(笑)
主演の浅丘るり子さんが、やはりすごい存在感です。
新聞で三谷氏がこの役は浅丘さんしか考えられないと書いていた通り
納得でした。新聞を読んだときはそうかな~?って思ったんですけどね。
革命時代の貴族の没落をテーマにしたお話ですが、
悲壮感はなくやはり喜劇でした。
あちこちに笑いがちりばめられていて、個性派ぞろいの役者さんたちが
くすくす笑わせてくれました。
舞台の隅々まで注意してみる必要ありです。
梅雨の鬱陶しさをしばし忘れた夜でした。