夏休みと同時に始まった7月の文楽です。
夜の部は大人に人気の「曽根崎心中」ですが、
朝の一番は、毎年この時期子供向けの演目が用意されています。
友人がお孫さんを連れて行こうとチケットを買ったけど
都合が悪くなったのでと、私が頂いてしまいました。
文楽初心者の友人を誘って
大人二人で行ってきました。
演目は
「鈴の音」
文楽ってなあに(解説)
西遊記
でした。
「鈴の音」は桐竹勘十郎さんが子供向けに脚本を書き
演出さもれているオリジナル。
河童の河太郎と白い狐2匹のJ可愛いお話で
言葉も現代語で分かりやすく、舞台装置もいろいろな仕掛けがあって
童話のような可愛い世界の作品でした。
西遊記は三蔵法師などと出会う前のお話らしくて
孫悟空が釜茹での刑にされそうになるところを
神通力で悪人を滅ぼし宙を飛んで帰っていくという
短い場面でした。
孫悟空は豊松清十郎さんが使い
宙乗りを見せてくれました。
橋下市長の発言から、とかく話題の多い最近の文楽ですが
大人もこんな楽しい演目から見始めると
とっつきやすいのではないでしょうか?