何とも端正なビジュアル~
こう言うシンプルで美しい和菓子は、大好きです~
そして・・・、”雪”を思い出させる感ありますね~、雪が何かに覆いかぶさっているイメージ~
和の庭園には、松の木があったりしますが、
冬に松の木に、しんしんと、静かに降り積もって行く雪のイメージでしょうか~。
この美しく素敵な冬のお菓子は、
京都は鶴屋吉信の『松の寂(じゃく)』
宇治抹茶をこめたすり琥珀に大納言をあしらったお菓子~
白い部分は、雪、
お抹茶色の部分は、松、
小豆は、松ぼっくり、
・・・を表現なさっているとか~
私は、静かに雪がしんしん降る日に、
茶道のお稽古をしている風景が浮かんできました~。
小学生の頃が、一番真面目にお稽古していたような気がしますが、
そんな雪の日もあったかもしれません。
とにかく、茶道のおけいこは、
静かな静かな時間で、
音と言えば、釜のお湯の音や、
しゃくでお湯をすくう音、注ぐ音
茶筅の音、
・・・等々、
一連の動作の音が、
際立つほど、静かなのですよね~。
それに比べると、
新年の初釜等は、
もっと華やかで楽しいイメージはありますが、
日常のお稽古は、
そんな感じでしたかね~。
・・・話がそれましたが、
お菓子から色々な事を思い出されました~。
このお菓子に合わせた紅茶は、
ウバです~
最初に引き立つ抹茶の香りを楽しみ、
その後いただくウバの渋みを、
糖蜜が溶け込んでくれ融合し、
豊かな香りを広げてくれるような、
そんなような味わい感がありました~。
このような干菓子とウバの組み合わせは、
最高の贅沢な組み合わせのような気が致しました~
松の寂は、京都本店の限定商品なのだそうです~
京都へ行った際に、寄ってみようかな~
=紅茶と和菓子の組み合わせ まとめ=
松の寂+クオリティ ウバ のストレートティー
この干菓子には、深い意味合いも込められているようです~
雪中松柏・・・、
込められた意味を冬景色と重ねながら、
温かいウバとともに味わい深いお茶時間になりますよう~