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1月の南極・昭和基地は仙台より暖か

2013-02-05 | 日記・エッセイ・コラム

 今年(2013年)の1月の仙台は平年より寒かった。平年なら日平均気温が1.6℃なのに0.7℃と1℃近くも低かった。この寒さは今月(2月)も続くのかな。・・お花の開花も遅れる・・。
 北半球が冬なら南半球は夏。気象庁のまとめによると、南極・昭和基地の1月の平均気温が、観測史上2位となる+0.8度だった(1月3日)。1月は好天で日照時間が長い日が多く、日平均気温が氷点下だった日数が10日間だけで、1月7日には最高気温”+8.6℃”を記録した。平年値は”-0.7℃”なので、1℃以上高く、今年(2013年)1月の仙台市の”+0.7℃”・福島市の”+0.6℃”よりも暖かかった。 昭和基地は昨年(2012年)12月の平均気温も”-0.7℃”と史上7番目の高さなので、今夏は異例の高温と言う。昨年(2012年)9月の平均気温は”-23.2℃”と史上4番目の低さだった。
 ◆昭和基地の気温(℃)  (1981年 - 2010年)
 月      12月  1月  2月  3月   4月   年
 日平均    -1.6  -0.7  -2.9   -6.5  -10.1  -10.4
 最高記録  8.5  8.2    8.0    3.6    0.5    8.5
 最低記録 -10.9 -12.6 -14.8  -25.2  -29.3  -45.3
 気温は緯度・標高・海からの距離により異なる。南極点では-49.5℃であるが海岸に近い昭和基地はこれより温暖である。
 ◆宮城県仙台市の気温(℃)  (1981年 - 2010年)
 月      12月 1月  2月  3月  4月   年
 平均気温  4.5  1.6  2.0  4.9  10.3  12.4
 ◆2013年1月の気温
       仙台市  福島市
 日平均  0.7℃   0.6℃
 日最高  4.2℃   4.5℃
 日最低  -2.7℃   -2.5℃

 

 寒い日が続き雪も被ったがめげずに咲いた鉢植えのパンジー。
 パンジーはスミレ科スミレ属の園芸植物で、一般的に花径が5~6㎝以上のものをパンジー(pansy)、それ以下のものをビオラ(viola)と区別して呼ぶことが多いとの事。ビオラの名は、属名 Viola から。ビオラとパンジーは交配が進み、境界が曖昧(あいまい)になっており、中間の”パノラ”と言う品種も出てると言う。謳いは、「パンジーの花径にビオラの花立ち、パンジーとビオラの両方の性質をあわせもった品種」との事。・・まだ園芸店でも見ていない。

Pansy302051  パンジー
別名:三色菫(さんしきすみれ)
   胡蝶草(こちょうそう)
   遊蝶花(ゆうちょうか)
学名:Viola×wittrockiana hort
スミレ科スミレ属
多年草(耐寒性一年草)
原産地はヨーロッパ、江戸時代に渡来
丈は20cm~30cm
開花時期は10月~7月
花色は多彩で、橙・紫・スミレ・濃青など


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