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春(2013年)の花粉飛散量予測

2013-02-07 | 健康・病気

 2月ともなると花粉シーズンが始まる。毎年のことながら花粉症の方にとっては憂鬱なシーズンだ。 斯く言う(かくいう)私もある日突然に花粉症となり、もう10年・・つらいよ。
 日本気象協会によると、今春(2013年)のスギ・ヒノキなどの花粉の総飛散量は、全国的に飛散量が少なかった昨年より大幅に増える見通しとの事。昨年は花粉症に悩まされなかった人も、今年は注意が必要になると言う。
 花粉飛散のピークは例年、飛散開始から2~3週間後で、一般的に”最高気温が高い日””雨の翌日で晴れた日””風が強く晴れて乾燥した日”などに多いとの事。
 ◆地方別、花粉の種類、飛散時期と飛散数
 地域    花粉の種類   飛散開始時期    対前年比の飛散数
 北海道   シラカバ                  710%
 東北    スギ・ヒノキ  2月下旬~3月中旬   350%
 関東甲信  スギ・ヒノキ  2月中旬~3月上旬  310%
 北陸    スギ      2月下旬~3月上旬   160%
 東海    スギ・ヒノキ  2月中旬          200%
 近畿    スギ・ヒノキ  2月中旬~2月下旬   130%
 中国    スギ・ヒノキ  2月中旬~2月下旬   150%
 四国    スギ・ヒノキ  2月中旬          90%
 九州    スギ・ヒノキ  2月中旬          70%
 ◆花粉の飛散量
 花粉の飛散量は前年夏の気象条件による。
 飛散量が多くなる条件は、その時期に”気温が高い””日照時間が多い””雨が少ない”。
 昨年(2012年)夏の東北・関東などはこの条件がそろい飛散量が増加した。日照時間が少なく・雨が多かった九州や四国では減る見込みとなっている。近畿は平年並みの気温・日照時間なので、飛散量も概ね平年並み。

 

 朝は曇りだったが昼頃より晴れ。気温は10℃近くと雪が融ける暖かさ。でも風が吹くと寒い(体感温度が下がる)。
 いつもの散歩道にあるネズミモチの木にはまだ実が付いている。近くのトウネズミモチの実は鳥に大部分食べられている。ネズミモチの実は美味しくないのかな。ネズミモチとトウネズミモチは葉・花・実とも良く似ており、判別はチョット難しい。でも良く判るのは、葉を日に透かして見ると、ネズミモチの側脈は見えないか不明瞭でトウネズミモチは側脈が明瞭に見える。

Nezumimoti302071  ネズミモチ(鼠黐)
別名は珠椿(たまつばき)
モクセイ科イボタノキ属
常緑の小高木
樹高は2m~5m
開花時期は5月~6月
花は花弁4枚の白色で、沢山付く
結実は10月~12月
実は1cm弱の楕円形で紫黒色となる
名(ネズミモチ)の由来は、果実がネズミの糞の様で、葉はモチノキに似ているからと言う。モチノキは、樹皮から小鳥・虫を捕る鳥黐(とりもち)を採るからとの事。


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